view conf/doc/ja-sortm.rf @ 7:c20e4181370f

utf-8 input assumption in case of base64/utf-8
author kono
date Sun, 04 Dec 2005 02:30:39 +0900
parents bce86c4163a3
children
line wrap: on
line source

.\"	@(MHWARNING)
.\"		written by MH-plus project
.SC SORTM 1
.NA
sortm \- メッセージをソートする
.SY
sortm
\%[+folder] \%[msgs]
\%[\-datefield\ field]
\%[\-textfield\ field] \%[\-notextfield]
\%[\-limit days] \%[\-nolimit]
\%[\-verbose] \%[\-noverbose]
\%[\-help]
.DE
\fIsortm\fR はフォルダ内の指定のメッセージを、
それぞれのメッセージの \*(lqDate:\*(rq 行の時刻順にソートします。

`\-verbose' オプションをつけると、
\fIsortm\fR はソートされる順に実行中の動作を報告します。

`\-datefield\ field' オプションをつけると、
\fIsortm\fR は指定されたヘッダー行を使って日付比較を行ないます。
もし、それぞれのメッセージに、\*(lqBB\-Posted:\*(rq や
\*(lqDelivery\-Date:\*(rq など、特別なヘッダー行がある場合、
`\-datefield' オプションで、その行を調べるように指定する事が出来る訳です。

`\-textfield\ field' オプションをつけると、\fIsortm\fR は指定された
ヘッダー行のテキストでソートを行ないます。
もし、この行が \*(lqsubject\*(rq の場合、
前に付いている "re:" を取り除いたもので比較します。
いずれの場合でも、アルファベットと数字以外の全ての文字が取り除かれ、
その結果の文字列について、大文字小文字を区別せずに、
datefield を主、textfield を従として、ソートされます。

`\-textfield\ field' オプションをつけた場合、
もし `\-limit\ days' が指定されると、
互いに `days' 日以内離れた、
textfield の似たメッセージが一緒に現れる事になります。
`\-nolimit' を指定すると、期限は無限となります。
`\-limit 0' を指定すると、ソートは textfield を主に、date を従に行なわれます。

.\"Ex
例えば、Date: 行を主、Subject: 行を従で、並べる場合は次のようにします。

.ti +.5i
sortm -textfield subject +folder

.Fi
^$HOME/\&.mh\(ruprofile~^ユーザーのプロファイル
.Pr
^Path:~^ユーザーの MH ディレクトリを決める
.Ps
^Current\-Folder:~^デフォルトのカレント・フォルダを示す
.Sa
folder (1)
.De
`+folder'	デフォルトはカレント・フォルダ
.Ds
`msgs'	デフォルトは all
.Ds
`\-datefield date'
.Ds
`\-notextfield'
.Ds
`\-noverbose'
.Ds
`\-nolimit'
.Co
もし、フォルダが指定されれば、そのフォルダがカレント・フォルダになります。
もし、カレント・メッセージが移動する場合、
\fIsortm\fR は
そのメッセージがカレント・メッセージであるという状態を保存します。
.Hi
以前は、日付を比較する際には、タイムゾーンは無視されていましたが、
今はそんな事はありません。

以前は、指定のフォルダ内にあり、`msgs' では指定されなかったメッセージは
そのフォルダ内の最後に移動されていましたが、
今は、そういうメッセージはそのままの位置に残るようになっています。

以前は、\fIsortm\fP でフォルダ内のメッセージ番号並びが保存されない場合が
ありました (例えば、メッセージ 1, 3, 5 がソート後は番号が付け替えられて、
1, 2, 3 になるなど)。
これはバグであり、現在は修正されています。
メッセージの番号並びを詰めるためには、
常に \*(lq\fIfolder\ \-pack\fR\|\*(rq を使って下さい。
.Bu
もし \fIsortm\fR が date\-field の無いメッセージを見つけた場合、
もしくは、\fIsortm\fR が解析できない形式の date\-field を持つメッセージを
見つけた場合、
\fIsortm\fR はそのメッセージの相対的な位置関係を保存しようとします。
しかし、これは常にうまくいく訳ではありません。
例えば、もし最初のメッセージに解析できる日付行がなかった場合、
それは通常、ソートされたメッセージの一番最後に移動されます。

\fIsortm\fR が並べ直す事が出来なかったメッセージに関してエラーを出す場合、
並び替える前のメッセージ番号を示します。
しかし、それは並び替えた後のメッセージ番号を示すべきでしょう。

ソート範囲内に
数字だけから成るような(メッセージと見なせるような)名前の
サブフォルダ等があると、
意味のないエラーメッセージと共にコマンド実行が失敗します。
.En