今週までの活動
- 目次の作成
- word count にて、mmap vs blocked read
事務連絡
- 名刺を illustrator にて作成・注文
-
並列信頼研ロゴステッカーは、業者注文再開
(そろそろ発注するんで、そのときはカンパよろしくおなしゃす)
研究目的
当研究室ではマルチコアの性能を充分に引き出すために、 Cerium Library の開発を行い、提供することによって並列プログラミングを容易にしている。
先行研究ではファイル読み込みを mmap で実装していたが、mmap した領域に対して何らかの処理が行われたときに初めてファイルが読み込まれる。
本研究ではファイル読み込みと、処理の分離化の設計、実装によってプログラム全体の処理速度、処理効率を上げていく。
目次
Title : Cerium による並列処理向け I/O の設計と実装
第1章 研究背景と目的
第2章 Cerium Task Manager
第3章 Cerium Task Manager を使った例題
・3.1 File Read
・3.2 Word Count
第4章 並列処理向け I/O の設計と実装
・4.1 mmapでの実装
・4.2 Blocked Read の設計と実装
・4.3 I/O 専用 thread の実装
第5章 ベンチマーク
第6章 結論
word count で mmap vs Blocked Read
firefly 上で実行
2*2.66 GHz, HHD 1TB, memory 16GB
file size : 1GB
cpu num : 12
mode | time(s) |
cpu & mmap | 22.98 |
cpu & blocked read | 13.14 |
gpu & mmap | 101.40 |
gpu & blocked read | 90.63 |
- cpu使用時、blocked read が mmap よりも 1.74 倍ほど速くなった
- gpu使用時は 1.12 倍ほど速くなった
名刺作成と注文
希望者全員の分の名刺の作成と注文を行った
希望者全員には配布済み