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diff conclusion.tex @ 6:a46c6f313a0b
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author | gongo |
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date | Tue, 25 Mar 2008 11:28:28 +0900 |
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--- /dev/null Thu Jan 01 00:00:00 1970 +0000 +++ b/conclusion.tex Tue Mar 25 11:28:28 2008 +0900 @@ -0,0 +1,43 @@ +\section{まとめ} +本研究では、Cell 上で動作する Task Manager を実装し、 +3D Graphics Renderer である Cerium を開発した。 +Cerium を用いることで、PlayStation 3 上という限られた環境だけでなく、 +Linux や Mac OS X でもテストやデバッグを行うことが出来る。 + +また、 Task Manager の実装を進めれば、Cell 以外の +Multi Core Architecture に対しても使用できると考えている。 + +\section{今後の課題} + +\subsection{Scene Graph} +カメラや光源、コントローラ等からの入力に対応するノードが未実装である + +また、ネットワークを管理するノードを実装すれば、 +Federated Linda \cite{fuchita} を用いた +ネットワークゲーム開発も可能である。 + +\subsection{Rendering} +必要最低限の機能は実装しているが、ゲームとしては + +\begin{itemize} + \item Shading + \item Alpha blending +\end{itemize} + +が欲しいところである。 + +現在は描画時に Z Buffer を用いているが、Z sort を用いることにより、 +SPE 上に Z Buffer の領域は必要なくなる。 +Z sort とは、面に対してどちらが手前にあるかというのを判断し、 +おくにある面から描画していく手法である。 + +\subsection{Task Manager} +プログラムを SPE 上にロードする機能は必須である。 + +このライブラリを学生が使用する場合、 +並列化のためのデータとコードの分割は、 +並列プログラミングの経験がない学生には難しいため、 +何らかのひな形を示す必要がある。 + +現在は C++ で記述しているが、CbC に書き換えることで +モデル検査を行うことができ、高い信頼性を得られる。