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view cell.tex @ 4:869c475cc108
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author | gongo |
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date | Mon, 24 Mar 2008 23:10:27 +0900 |
parents | 2ef36d40ee96 |
children | fea1ac32de27 |
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\section{Cell} Cell Broadband Engine \cite{cell} は、SCEI と IBM によって開発された CPU である。2 thread の PPE (PowerPC Processor Element) と、 8 個の SPE (Synergetic Processor Element) を持ち、 EIB と呼ばれる高速リングバスで構成されている。 本研究で用いた PS3Linux (Fedora 8) では、 6 個の SPE を使うことができる (\figref{fig-cbe}) 。 \begin{figure}[tb] \begin{center} \includegraphics[scale=0.41]{figure/cbe.pdf} \caption{Cell Architecture} \label{fig-cbe} \end{center} \end{figure} SPE には 256KB の Local Store (LS) と呼ばれる、SPE から唯一直接参照できる メモリ領域があり、バスに負担をかけることなく並列に計算を進めることが出来る。 SPE からメインメモリへは、直接アクセスすることは出来ず、 SPE を構成する一つである MFC (Memory Flow Controller) へ、チャネルを介して DMA (Direct Memory Access) 命令を送ることで行われる (\figref{fig-cbe-spe}) 。 \begin{figure}[tb] \begin{center} \includegraphics[scale=0.6]{figure/cbe-spe.pdf} \caption{Synergetic Processor Element} \label{fig-cbe-spe} \end{center} \end{figure} SPE はグラフィックスに適した、4 つの固定小数点、浮動小数点を 同時に演算する命令などを持ち、PPE に比べて高速な演算が可能である。 そのため、ほとんどの演算を SPE 上で行わせることが推奨されている。