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author gongo
date Mon, 24 Mar 2008 03:22:50 +0900
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\section{開発過程}
Cerium を作るために、以下の手順にそれぞれ実装とテストを行う。

\begin{enumerate}
  \item C によるシーケンシャルな実装 \label{list_dev_1}
  \item SPE を考慮したデータ構造 (PolygonPack, SpanPack) を持つ実装 \label{list_dev_2}
  \item コードをタスクに分割し、FIFO キューでシーケンシャルに実行する実装
  \item タスクを SPE に割り当て並列実行する実装
\end{enumerate}

(\ref{list_dev_1}) の実装は Task Manager を用いず、プログラムのアルゴリズムの
信頼性を確認するために用いる。
この段階では、入力に対して出力が一意に決まる状況であり、テストは容易である。
シーケンシャルな実装であるため、デバッグも二分法により容易に行うことが出来る。

(\ref{list_dev_2}) における SPE を考慮したデータ構造とは、
SPE が持つ 256KB という非常に小さなメモリ領域に収まり且つ必要な情報が
効率よく格納されているデータ構造体である。
今回は PolygonPack, SpanPack というデータ構造を定義した。

\begin{itemize}
  \item PolygonPack : Scene Graph から得られた、三角形ポリゴンの頂点の座標、
    テクスチャの情報、光源の情報から構成される。
  \item SpanPack : 

\end{itemize}