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1 \begin{abstract}
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2 我々はこれまで家庭用ゲーム機におけるゲームプログラミングをサポートする
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3 オープンな開発フレームワークの研究を行ってきた。
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4 現在は PlayStation3 上での開発を行なっている。
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6 ゲームプログラムの特徴はオブジェクトのパラメータなどの流動的な値が多く、
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7 通常の単体テストのようなテスト手法では十分なテストが行えないことが
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8 挙げられる。また、プレイヤー入力や乱数などの非決定的な要素もゲームの
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9 テストを困難なものにしている。
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11 また並列環境においては、シーケンシャルに動いていたプログラムを分割化して
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12 並列処理を行っても、逐次実行させたときと同じ動作をするとは限らない。
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13 オブジェクト同士のデータの同期や、処理の実行順序、生成される乱数の不定化
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14 など、テストを困難にする要因は多い。
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16 そこで本研究ではシーケンシャルに動作していたゲームプログラムを Task という
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17 単位に分割し、両方のプログラムが同様の動きをすることが確認できるテスト環境の
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18 構築を目指した。上記に挙げられたプレイヤー入力の固定化や SPE における予測
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19 可能な乱数の使用、テストを高速に行うためのビデオモードの実装、ゲームの動きが
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20 確認できるログの出力などを行う。
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22 構築した環境を用いて実際に分割されたゲームプログラムのテストを行い、
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23 分割バージョンと新バージョンが同じ動きをするかどうか、分割した際に
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24 バグが紛れ込んでいないかどうか、また新たなビデオモードによるテストの
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25 実行時間はどうか調べ、構築したテスト環境が効果的かどうかを調べる。
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26 \end{abstract}
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