Mercurial > hg > Papers > 2013 > nobuyasu-sigos
view paper/compare.tex @ 69:059d1777fd53
added architecture.png
author | Nobuyasu Oshiro <dimolto@cr.ie.u-ryukyu.ac.jp> |
---|---|
date | Wed, 24 Apr 2013 01:07:35 +0900 |
parents | 903cf43da389 |
children |
line wrap: on
line source
\section{合意形成支援Webアプリケーションの考察} 作成したWebアプリケーションに実際にデータを入力する. %入力するデータは琉球大学情報工学科のサーバ管理で実際に行われた作業である. また, 同じデータをプロジェクト管理ソフトであるredmineに入力する場合も想定する. redmineは, チケットと呼ばれる単位で作業の記録をとる. チケットにはさらに子チケットや関連するチケットといったものを登録ができる. コメント機能もあり作業の報告や相談をそこで行うこともできる. Webアプリケーションとredmineでの表示についての考察を行う. %redmineで入力する場合と作成したWebアプリケーションで %このredmineと作成したWebアプリケーションの表示を比べ, 考察を行う. \subsection{データの入力} 今回入力するのはブレードサーバ(以下bldsv)のリフレッシュ作業 に関する作業ログである. 実際に行う予定だった作業は以下の通りである. \begin{enumerate} \item bldsv上で稼働しているVMのバックアップをとり停止させる \item bldsvのリフレッシュを行う \item VMをバックアップから戻し再稼働させる \end{enumerate} 当初はこの3つの作業だけを予定していた. しかし実際に行った作業は以下の内容となる. \begin{enumerate} \item bldsv上で稼働しているVMのバックアップをとり停止させる \item bldsvのリフレッシュを行う \item VMをバックアップから戻すことに失敗する \item VMを戻せない原因の追求を行う \item 原因がbldsv上のVMを落としたためDNSサーバも落ち, アドレスが引けないことだと分かる \item DNSサーバを使用しないですむ方法を考える \item /etc/hosts に直接書き込むことでDNS無しでもドメインを解決できかもしれないと案があがる \item /etc/hosts に必要なサーバの情報を書き込む \item VMがbldsv上に戻り無事起動する \item 次回からの解決方法を探る \item 学外にセカンダリとなるDNSサーバを置くことで解決するのではないかと案があがる \item 学外にセカンダリDNSサーバをおく \end{enumerate} ブレードサーバをリフレッシュするという話が学外にセカンダリDNSサーバを置くという話にまで 広がっている. redmineでチケットを作成しこの作業を行なわれた場合を考える. まず, 「サーバをリフレッシュする」というチケットがあるだろう. しかし, そのチケットの中で子もしくは関連チケットとして「学外にセカンダリDNSサーバを置く」というチケットがでてくる. これは初見の人にとっては繋がりがよく分からずに疑問が浮かぶことだろう. なぜそのようなチケットがあるのかを知るためには子チケットや関連するチケットのコメントを読む必要がでてくるかもしれない. だが, 今回私達が作成したWebアプリケーションではredmineのチケットは1つの主張ノードにあたる. そのため, 各関係がエッジで繋がっているため関連の確認が行いやすくなっている. 実際にデータを入力して出来た主張の木が\figref{fig:sample0}となる. \begin{figure}[htpb] \begin{center} \includegraphics[scale=0.30]{figure/sample0.png} \caption{合意形成を表す木} \label{fig:sample0} \end{center} \end{figure} 各主張の合意状態は主張をクリックすることでみられるが, 色でも分かるようにした. 青色が合意, 赤色が否認を表す.