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author Nobuyasu Oshiro <dimolto@cr.ie.u-ryukyu.ac.jp>
date Sat, 30 Mar 2013 22:15:18 +0900
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\section{D-ADD}
D-ADDはステークホルダ合意と対象システムに存在するプログラム・コード, 及び対象システムの
運用状態との間の一貫性を常に保つための機構を提供する.(引用\cite{d_add_white})
D-ADDの概略を図\figref{fig-d-add}に示す.
上位層はD-ADDにおける基本ツールである. 
ここではDEOSプロセスとのやり取りを支援する.
2つめの層はD-ADDが扱うデータのモデルを指す.
今回提案するモデル含め, 上位層で扱うデータはここで定義される.
下位層はD-ADDで扱うデータベースである.
D-ADDは様々なデータを扱うためいくつかの種類のデータベスースを利用する予定である.

\begin{figure}[tb]
  \begin{center}
    \includegraphics[scale=0.35]{figure/d_add.pdf}
    \caption{D-ADD 概略}
    \label{fig-d-add}
  \end{center}
\end{figure}



\subsection{説明責任と合意形成}
D-ADDは障害が発生した際, 説明責任を果たさなければならない.
説明責任とはなぜその障害が発生したのか, 次からはその障害を起こさせない, もしくはしっかりと対応できることを示すことである.
そして説明責任を果たすためにはまず, なぜそのようなシステムになったのかと言うことを
説明できなければならないと考えられた.
そのためにはD-ADDに入るデータはプロジェクトに関わる人, ステークホルダの合意を得たデータ
にすべきである.
そこでD-ADD自身に合意形成の場を用意する機能が必要となってくる.