# HG changeset patch # User Daichi TOMA # Date 1374142524 -32400 # Node ID f745f8d68713145f5f1575bda3b9dfb187a37d1c # Parent 925bf220889032611e448db26559e293bb605f01 add conclusion diff -r 925bf2208890 -r f745f8d68713 Paper/images/write.pdf Binary file Paper/images/write.pdf has changed diff -r 925bf2208890 -r f745f8d68713 Paper/images/write.xbb --- a/Paper/images/write.xbb Thu Jul 18 17:27:54 2013 +0900 +++ b/Paper/images/write.xbb Thu Jul 18 19:15:24 2013 +0900 @@ -4,5 +4,5 @@ %%HiResBoundingBox: 0.000000 0.000000 360.000000 252.000000 %%PDFVersion: 1.4 %%Pages: 1 -%%CreationDate: Thu Jul 18 14:40:26 2013 +%%CreationDate: Thu Jul 18 18:38:47 2013 diff -r 925bf2208890 -r f745f8d68713 Paper/jssst.tex --- a/Paper/jssst.tex Thu Jul 18 17:27:54 2013 +0900 +++ b/Paper/jssst.tex Thu Jul 18 19:15:24 2013 +0900 @@ -300,7 +300,7 @@ ChildrenおよびAttributesも、Map を用いて定義されている。 \paragraph*{ルートノードの取り扱い} -非破壊木構造であっても、どのノードが最新のルートノードなのかという情報が必要である。 +非破壊的木構造であっても、どのノードが最新のルートノードなのかという情報が必要である。 スレッドセーフに取り扱う必要があるため、Haskell のソフトウェア・トランザクショナル・メモリを用いて管理している。 \section{木構造データベース Jungle を用いた CMS の検証} @@ -388,8 +388,6 @@ Haskell版およびJava版のJungleは、ほぼ同程度の速度が出ていることが分かる。 また、Cassandraと比較して、僅かながらJungleが速く処理を終えている。 -% Jungle-Javaのブレについて述べる -% スレッドスタックのサイズを大きくして計測してみる \subsection{遅延評価} @@ -411,7 +409,7 @@ 数万回以上の書き込みを処理するため、書き込みが積まれている状態ではじめて掲示板を表示する際は数秒かかる。 書き込みは、インクリメントしている値を書き込んでいるが順序などは正しく処理されている。 -この問題を解決するために、全て遅延評価するのではなく正則評価を挟むことでメモリ効率を向上する必要がある。 +この問題を解決するために、全て遅延評価するのではなく正格評価を挟むことで領域効率を向上する必要がある。 \subsection{並列処理} @@ -429,23 +427,31 @@ \label{fig:para} \end{figure} -本研究のウェブアプリケーションとは別に、簡単な例題を並列で動かした場合でも実行速度の向上が見られない。 +本研究のウェブアプリケーションとは別に、簡単な例題を並列で動かした場合でも実行速度の向上を確認することはできなかった。 並列処理で速度向上をはかることは、今後の課題である。 \section{おわりに} -実装を行った +\subsection{本研究のまとめ} +本研究では、Haskell による非破壊的木構造を用いた CMS の実装を行った。 +Haskellは生産性が高く、本システムの実装においても開発期間およびコード行数は非常に短くなった。 -検証した +木構造データベース Jungle と HTTP サーバ Warp を用いて簡易掲示板システムを開発し、既存のJavaの実装と同程度の性能を達成できた。 \subsection{今後の課題} -データ永続化 +書き込みの際に、遅延評価のためにメモリを多く使用する問題がある。 +いくつかの式の評価を正格に切り替え、領域効率を向上しなければならない。 -分散環境でMergeを行う仕組みの実装 +また、並列処理を行った際に実行速度が向上するよう再設計を行う必要がある。 -遅延評価 +現在の Jungle には木構造を永続化する仕組みが備わっていない。 +設計を行い、実装する必要がある。 -並列で速度 +分散環境で Jungle を効率よく利用するために、木構造をマージする仕組みを実装する必要がある。 +マージにはお互いの木の情報が必要になる。 +どのようにマージすべきなのかは、ユーザが知っていると考えられるが、データベース間で過度の情報をやり取りを行うと負荷が上昇するおそれがある。 +どの程度の情報が必要であるのか検討しなければならない。 \nocite{*} + \bibliographystyle{junsrt} \bibliography{jssst} \end{document}