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author | Masataka Kohagura <e085726@ie.u-ryukyu.ac.jp> |
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date | Wed, 06 Nov 2013 21:51:54 +0900 |
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--- a/mid-thesis.tex Wed Nov 06 21:14:13 2013 +0900 +++ b/mid-thesis.tex Wed Nov 06 21:51:54 2013 +0900 @@ -30,7 +30,7 @@ それを解決した結果、シングルコアからマルチコアへの移行によってCPU性能が向上している。 しかし、マルチコアCPUを最大限に活かすためには、並列プログラミングによる並列度を向上させなければならない。 -現在のプログラミング手法だと並列プログラミングが難しいので、当研究室ではCerium Library APIを提供することによって並列プログラミングを容易にしている。 +現在のプログラミング手法だと並列プログラミングが難しいので、当研究室ではCerium Libraryを提供することによって並列プログラミングを容易にしている。 \subsection{研究目的} 先行研究によるTaskの並列化によって、プログラム全体の処理速度は飛躍的に向上しているが\cite{kinjyo} 、 @@ -51,10 +51,18 @@ 固定長の場合は Boyer-Moore String Search Algorithm \cite{BM}、正規表現の場合は先行研究の正規表現マッチング\cite{shinya} を実装する。 \subsection{Boyer-Moore\\String Search Algorithm} -文字列検索アルゴリズムの一種であり、J.S.MooreとR.S. Boyerが1977年に開発したアルゴリズムである。 -Input Dataと検索文字列(pattern)の比較を末尾から行っていくのだが、不一致が起こった時のInput Dataの文字によってpatternの移動量か決定される。 +文字列検索アルゴリズムの一種であり、J.S.MooreとR.S. Boyerが1977年に開発し、 +Input Dataと検索文字列(pattern)の末尾から比較し、末尾が一致していれば一つ前を比較し、さらに一致すれば比較を繰り返すアルゴリズムである。 +もし不一致が起こった場合は、patternの移動が発生するが、不一致が起こった場所のInput Dataを参照し、その文字によってpatternの移動量が決定される。 +(図\ref{fig:bms}) (図\ref{fig:bmt}) -(図\ref{fig:bms}) +\begin{figure}[htbp] +\begin{center} +\includegraphics[width=0.5\textwidth]{pic/bm-search.eps} +\end{center} +\caption{Boyer-Moore String Search の比較法} +\label{fig:bms} +\end{figure} \begin{figure}[htbp] \begin{center} @@ -64,16 +72,6 @@ \label{fig:bmt} \end{figure} -\begin{figure}[htbp] -\begin{center} -\includegraphics[width=0.5\textwidth]{pic/bm-search.eps} -\end{center} -\caption{Boyer-Moore String Search の比較法} -\label{fig:bms} -\end{figure} - - - \newpage \subsection{Input Data分割時の問題点} @@ -110,10 +108,11 @@ \section{まとめと今後の課題} これまでBoyer-Moore String Search Algorithmの実装と、Input Data分割時の処理は実装済みである。 -検索文字列の数が未分割、分割時に正しい結果が返ってきていることを確認済みである。 +検索文字列の数が未分割、分割時に正しい結果が返ってきていることを確認した。 しかし検索文字列については、現在ハードコーディングのため実行時に指定することができないので、それを改良する必要がある。 -I/Oを並列化を行えば、プログラム全体の動作を更に軽量化できるので、I/Oの並列実装についてはこれから実装、検証していく。 +プログラムの全体的な処理速度を向上させるには、並列I/Oを実装することにより実現できるが、 +それについてはこれから実装、検証していく。 \thispagestyle{fancy} \begin{thebibliography}{9}