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author | Nobuyasu Oshiro <dimolto@cr.ie.u-ryukyu.ac.jp> |
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date | Sun, 26 Jan 2014 00:16:38 +0900 |
parents | dfa2fd4658b2 |
children | 1abd3c17cff9 |
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\chapter{序論} \pagenumbering{arabic} \section{序論} \subsection{研究背景と目的} スマートフォンやタブレット端末の普及により, 大量の通信を扱うウェブサービスが現れてきている. しかしそれに伴い, サーバサイド側への負荷も増大しウェブサービスがダウンする事態が出てきている. そのため, スケーラビリティはウェブサービスにおいて重要な性質の1つとなっている. スケーラビリティとは, ある複数のノードから構成される分散ソフトウェアがあるとき, その分散ソフトウェアに対して単純にノード を追加するだけで性能を線形に上昇させることができる性質である. そこで, スケーラビリティを持たせるためにアーキテクチャの設計から考えることにした. 当研究室では非破壊的木構造を用いたデータベースである Jungle を開発している. 非破壊的木構造とは, データの編集の際に一度木構造として保存したデータには触れず, 新しく木構造を作成してデータの編集を行うことを言う. Jungle は分散データベースとして設計されていたが, データ分散や永続性といった部分の実装がまだ行われていない. 本研究では, Jungle に分散データベースの実装を行い, スケーラビリティをもつアーキテクチャの追求を行う. データ分散部分には当研究室で開発中である並列分散フレームワークである Alice を使用した. 結果, 複数のサーバノード間でデータの分散を行うことを確認した. \newpage \subsection{本論文の構成}