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author | Shinji KONO <kono@ie.u-ryukyu.ac.jp> |
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date | Tue, 22 Apr 2014 12:53:28 +0900 |
parents | 733691adea78 |
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\section{VMを用いたWebサービスの教育} Web サービスが IT 技術のひとつとして広まり、Web フレームワークなどの普及で学生でも実装が容易になってきている。そのため、学生でも Web サービスを開発する技術は必須なものとなっている。学生が個人で Web サービスを開発する場合でも、 Web サーバを手持ちの PC で構築し、外部の VPS やクラウド等へデプロイするワークフローを学ぶ必要がある。しかし外部のサービスを利用する場合に、学生のVMの管理を十分に行うことが難しく、コストも困難である。クラウド上で学生が使うVMの管理方法は、クラウドの運営者と協調してAPIなどを通して実現する必要がある。 ここでは、学校にあるサーバー機器(ブレードなど)を用いて、 Web サービスを学生が構築、開発し、運用する方法の実装を行った。 実際、本学の情報工学科では Operating System という授業を提供している。この授業では OS について学ぶ一環として、VM について学習し、課題を提出させる。課題では VM の環境を学生が設定し、情報工学科の持つブレードサーバ上にアップロードし、プログラムの実装や計測を行う。これを教師あるいはシステム管理者が学生の一つ一つのVMに対して対応を行うのは現実的ではない。 情報工学科のブレードサーバ上に VM に対する適切な権限を学生に委譲し、VM の起動・停止等の操作をさせる必要がある。 また、VM上で動くOSのセキュリティを適切に管理する必要がある。