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author | taiki <taiki@cr.ie.u-ryukyu.ac.jp> |
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date | Sat, 19 Apr 2014 12:42:06 +0900 |
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files | paper/evaluation.tex paper/ievirsh.tex paper/sigos.pdf |
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--- a/paper/evaluation.tex Fri Apr 18 21:03:31 2014 +0900 +++ b/paper/evaluation.tex Sat Apr 19 12:42:06 2014 +0900 @@ -1,7 +1,6 @@ \section{評価} 授業 Operating System で実際に使用した、VM 環境の構成を説明する。授業 Operating system は、受講者60名の授業である。 - \subsection{サーバの構成} ホストサーバの環境は以下である。 @@ -37,28 +36,6 @@ また、情報工学科で使用されている LDAP サーバの情報を使用して、学科のアカウントでssh ログイン可能な状態に設定した。そうすることで、生徒一人一人のアカウントを登録する必要がなく、またアカウント名は学籍番号になっているため管理が容易となる。 -\subsection{XML template} -生徒が作成する VM は、XML のテンプレートを元に作成される。テンプレートは VM にしておくべき設定が記述されており、ie-virsh はこのテンプレートを元に生徒の XML ファイルを生成する。 -XML template にされている設定は以下のようになる。 - -\begin{itemize} -\item ネットワークの設定 -\item I/O 設定 -\item VM イメージのフォーマット -\item CPU 数 -\item メモリ容量 -\end{itemize} - -ie-virsh は XML template を元に以下の設定を追記したファイルを作成する。 - -\begin{itemize} -\item VM 名 -\item UUID -\item VM イメージの配置 -\end{itemize} - -以上が生徒が利用するための XML テンプレートの設定である。 - \subsection{マルチユーザでの利用} ie-virsh はマルチユーザで利用できるように実装している。今回授業 Operating System で使用した際は、受講者 60 人が使用し、授業 Operating system の課題を行った。 生徒一人一人が VM をブレードサーバにアップロードし、ssh 接続し操作することができた。 @@ -71,9 +48,15 @@ しかし今回、セキュリティ対策をしていないため Vagrant Box のセキュリティに関する設定が甘かった。そのため生徒は対策しないままブレードサーバへアップロードしてしまうということが起きた。パスワードやファイアウォールの設定の自動化が必要となってくると考えられる。よい学習環境を整えるために、VM の設定を考えることが必要である。 -\subsection{vSphere との比較} +\subsection{vSphere Client との比較} +授業 Operating System での VM を使用しての授業は、今回の例に挙げたものだけではなく毎年行われている。生徒に VMWare ESX を利用させるために、vSphere Client を使用した。vSphere Client を利用するためには、Windows PC が必要となる。情報工学科では主に Mac OS X を使用しているため、ssh で接続すればよい ie-virsh と比較すると vSphere Client を使用するためには手間がかかる。 + +また、vSphere Client は VM を操作するために必要な機能以外の機能が豊富なため、UI が煩雑となっており授業で必要な操作を学ぶのに手間がかかる。ie-virsh であれば、コマンドはシンプルで数も少なく覚えやすい。 \subsection{Vagrant と virsh の比較} +ie-virsh とは別に、KVM をハイパーバイザとして Vagrant を使って VM を操作可能にした。ie-virsh と同様にマルチユーザとして利用できるようにしようとしたが、Vagrant を KVM をハイパーバイザとして動かすと、複数の VM をネットワークに接続して ssh で入る、ということができなかった。 + +Vagrant Box も上記にあるようにグローバルIPアドレスを設定してインターネットに接続するにはセキュリティの面を考慮する必要があるため、対策する必要がある。 \subsection{Web Service としての実装との比較}
--- a/paper/ievirsh.tex Fri Apr 18 21:03:31 2014 +0900 +++ b/paper/ievirsh.tex Sat Apr 19 12:42:06 2014 +0900 @@ -50,3 +50,23 @@ \end{verbatim} \subsection{XML template} +生徒が作成する VM は、XML のテンプレートを元に作成される。テンプレートは VM にしておくべき設定が記述されており、ie-virsh はこのテンプレートを元に生徒の XML ファイルを生成する。 +XML template にされている設定は以下のようになる。 + +\begin{itemize} +\item ネットワークの設定 +\item I/O 設定 +\item VM イメージのフォーマット +\item CPU 数 +\item メモリ容量 +\end{itemize} + +ie-virsh は XML template を元に以下の設定を追記したファイルを作成する。 + +\begin{itemize} +\item VM 名 +\item UUID +\item VM イメージの配置 +\end{itemize} + +以上が生徒が利用するための XML テンプレートの設定である。