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update chapter 3
author oc
date Wed, 18 Feb 2015 06:34:10 +0900
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% 研究目的
\section{PCを用いたコミュニケーション}

ゼミや授業等で、それぞれがPC端末を持っている場合では、
PCの機能を活かしたコミュニケーションが可能である。
教員が操作する画面をそのまま学生に配信したり、
ゼミなどで、発表する学生の画面を切り替えたりすることを可能にしたい。

TreeVNC画面配信システムは、
参加したクライアントをバイナリツリー状に接続し、
配信コストをクライアントにバランスさせる仕組みになっている。
なので、多人数が参加しても処理性能が下がらない。
また、RFBプロトコルを用いているので、ケーブルの差し替えなしに
共有している画面の切り替えが可能になっている。

今研究では、TreeVNCのリファクタリングをすると共に、
port番号の割り当てや、プロトコルの見直しを行った。
これにより、
マルチディスプレイへの対応や、
TreeVNCを遠隔地から利用することを可能にした。
また、マルチスクリーンを使用する際のスクリーンの選択や
サイズの自動変更の問題を解決した。
また、複数のネットワークインターフェスに対応し、
ルータ越えを可能にすることができた。