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diff paper/chapter4.tex @ 12:b4b5eb3b7321
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author | taiki |
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date | Sun, 15 Feb 2015 14:41:11 +0900 |
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--- a/paper/chapter4.tex Thu Feb 12 18:06:37 2015 +0900 +++ b/paper/chapter4.tex Sun Feb 15 14:41:11 2015 +0900 @@ -107,7 +107,7 @@ 任意の Process name を下記のコマンドを使用して割り当て、コンテナを起動する。 \begin{verbatim} -% ie-docker run -it --name [process name] [image name] [exec command] +% ie-docker run -i -t --name [process name] [image name] [exec command] \end{verbatim} Process name は任意に割り当てることができる。同名の Process name は使用できない。また process name はアカウント名が ie-docker によって補完されるため、他のユーザが作成したp Process name と被ることはない。 @@ -118,19 +118,44 @@ % ie-docker start [process name] \end{verbatim} +\section{ie-docker によるコンテナの停止} + +コンテナの停止は下記のコマンドを使用する。 + +\begin{verbatim} +% ie-docker stop [process name] +\end{verbatim} + + \section{Docker からの iSCSI ストレージの使用} -Docker の特徴として、Commit を行なわずにコンテナを止めてしまうと、コンテナ内部に保存していたデータが消える。つまり Commit 前にコンテナ上に追加されたデータを保つためには、コンテナの外部にデータを保存しておかなければならない。 +最初に iSCSI ストレージ上に Repository を作成する。 下記のコマンドを実行することによって管理者が指定した iSCSI ストレージ上のディレクトリに Repository が作成される。また Repository ごとの Port 割り当ても下記のコマンド実行時に行われる。 + +\begin{verbatim} +% ie-docker create [repository name] +\end{verbatim} + +次に Repository name を使用してコンテナを起動する。またコンテナ内部から外へ出す Port を指定する。これによってホストの Port とコンテナの Port を接続し、コンテナの外部と通信することができる。 + +Docker の特徴として、Commit を行なわずにコンテナを止めてしまうと、コンテナ内部に保存していたデータが消える。つまり Commit 前にコンテナに追加されたデータを保つためには、コンテナの外部にデータを保存しておかなければならない。 Shien システムでは、iSCSI で接続されたストレージにコンテナのデータを保存する。そうすることによってデータを保護することができ、またコンテナのイメージ内に動作に必要でないデータを配置しなくてよい。 Docker は、ホストのディレクトリをコンテナ内部のディレクトリにマッピングすることができる。ie-docker もその機能を持つ。-v オプションを使い、下記のように Docker コンテナを実行する。 \begin{verbatim} -% ie-docker run -it -v [directory:container directory] \ +% ie-docker run -i -t -p [port number] -v [directory:container directory] \ --name [process name] fedora:20 /bin/bash \end{verbatim} 実行されたコンテナはホストのディレクトリにマッピングされた、任意の名前のディレクトリを参照することができる。iSCSI ストレージ上にアプリケーションの Repository を配置し、コンテナでその Repository 上のアプリケーションを動作させる。 また ie-docker は指定したディレクトリにまとめてユーザの Repository を作成する。管理者は指定したホストのディレクトリに対して容量の制限をかければよい。 + +起動中のコンテナに対しては、下記のコマンドで接続し操作することができる。 + +\begin{verbatim} +% ie-docker attach [process name] +\end{verbatim} + +attatch 後は Ctrl-p Ctrl-q でコンテナを止めずに切断することができる。