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author tatsuki
date Sun, 24 May 2015 17:54:28 +0900
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\section{まとめと今後の課題}
本研究では、Jungle上に許認可管理アプリケーションmaTrixの実装を行い、Jungleに実用データベースとしての表現力、機能の十分性、実用的な性能があるか実証実験を行った。
maTrixは複数の木がお互いにIdを用いた参照を行い組織構造を表現していたが、JungleではIdを用いた検索を行いそれを表現した。
また、測定の結果mongoDBより高速に動作したため、Jungleは、実用アプリケーションを実装できるほどの表現力、機能、性能があることを証明できた。

今回の研究では、maTrixが書きだしたxmlファイルをそのままJungleに格納し性能測定等を行った。
しかし、このデータ構造は最適化の余地があり、Jungleに向いたデータ構造にすることでさらなる性能の向上が見込むことができる。
また、木のサイズが大きくなると変更がルートに集中するため、木を分割する必要があるが、分割した木同士の参照はIdを用いた間接的なものとなる。
このように、JungleはRDBと異なり格納するデータの自由度は大きい。なので、Jungleの設計手法を確立させる必要がある