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author Yuhi TOMARI <yuhi@cr.ie.u-ryukyu.ac.jp>
date Tue, 10 Feb 2015 14:17:01 +0900
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 \begin{abstract}
+本研究室で開発している Cerium を用いて、
 マルチプラットフォーム対応並列プログラミングフレームワークに関する研究を行った。
-本研究室で開発している Cerium に並列プログラミングフレームワークに必要と考えられる機能を追加した。
 本来 Cerium は Cell Broad band Engine 用のフレームワークであったが、
 マルチプラットフォームへの対応として、マルチコア CPU と GPU における実行を可能にした。
-マルチコアは SynchronizedQueue 、 GPU は OpenCL と CUDA を用いた対応を行った。
-また、マルチコアや GPU での並列処理を行ったとしても、I/O の動作による負担が大きければ、
+マルチコア CPU は SynchronizedQueue 、 GPU は OpenCL と CUDA を用いた対応を行った。
+また、マルチコア CPU や GPU での並列処理を行ったとしても、I/O の動作による負担が大きければ、
 プログラムの処理は高速にならない。
 従来はファイル読み込みを mmap で実装していたが、 Blocked Read による並列処理向けのI/Oの実装を行った。
-これらの改良を WordCount 、FFT 、 Sort を例題に性能を測定し、
-マルチプラットフォーム対応並列プログラミングフレームワークに必要な機構や API に関する考察を行う。
+これらの追加した機能を WordCount 、FFT 、 Sort を例題に性能を測定し、
+プログラミングフレームワークがマルチプラットフォームに対応した並列処理に必要な機構や API に関する考察を行う。
 \end{abstract}