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author Kaito Tokumori <e105711@ie.u-ryukyu.ac.jp>
date Tue, 19 Jan 2016 18:24:05 +0900
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\chapter{研究目的}
プログラミングに用いられる単位として関数、クラス、オブジェクト等が存在するが、これらは容易に分割、結合することは出来ない。また、アセンブリ言語は分割、結合を行うことは容易であるが、これのみでプログラムを記述することは困難である。

これらの問題を解決するべく、設計された単位が code segment, data segment である。code segment, data segment は分割、結合を容易に行うことのできる処理、データの単位として設計されたものであり、並列プログラミングフレームワーク Cerium\cite{cerium}, 分散ネットワークフレームワーク Alice\cite{akamine:2011a}, プログラミング言語 Continuation based C (CbC)\cite{simabukuro:2000} はこれらの単位を用いている。

CbC のコンパイラは micro-c をベースにしたものと GCC をベースにしたものに加え、2014年の研究で LLVM, clang をベースにしたものが存在する。本研究では、LLVM, clang をベースとした CbC コンパイラにさらなる最適化、機能の追加、Gears OS の記述をサポートする機能の設計を行った。
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