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diff paper/sigos.tex @ 12:c5bd23e4dc33
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author | mir3636 |
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date | Sat, 22 Apr 2017 18:15:20 +0900 |
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--- a/paper/sigos.tex Sat Apr 22 18:03:05 2017 +0900 +++ b/paper/sigos.tex Sat Apr 22 18:15:20 2017 +0900 @@ -68,7 +68,7 @@ \begin{abstract} 現代の OS では拡張性と信頼性を両立させることが要求されている。 信頼性をノーマルレベルの計算に対して保証し、拡張性をメタレベルの計算で実現することを目標に Gears OS を設計中である。 - Gears OS は Continuation based C によってアプリケーションとOSそのものを記述する。 + Gears OS は Continuation based C によってアプリケーションと OS そのものを記述する。 OS の下ではプログラムの記述は通常の処理の他に、メモリ管理、スレッドの待ち合わせやネットワークの管理、エラーハンドリング等の記述しなければならない処理が存在する。 これらの計算をメタ計算と呼ぶ。 メタ計算を通常の計算から切り離して記述するために、Code Gear、Data Gear という単位を提案している。 @@ -140,7 +140,7 @@ 操作に対応する Code Gear に goto する。 Context とは使用される Code Gear と Data Gear を全て格納している Meta Data Gear である。 これは従来のスレッド構造体に対応する。 -つまり Gears OS では従来はコンパイラが定義する ABI(Aplication Binary Interface) +つまり Gears OS では従来はコンパイラが定義する ABI(Application Binary Interface) を Meta Data Gear として CbC で表現し、メタ計算として操作することができる。 ノーマルレベルでは Context を直接見ることはできず、引数は Code Gear の引数を明示する必要がある。 @@ -221,7 +221,7 @@ \end{figure} Gears OS には Context と呼ばれる接続可能な Code Gear、Data Gear のリスト、Temporal Data Gear のためのメモリ空間等を持っている Meta Data Gear を持つ。 -Gears OSは必要なCode Gear、Data Gearに参照したい場合、このContext を通す必要がある。 +Gears OS は必要な Code Gear、Data Gear に参照したい場合、この Context を通す必要がある。 \lstinputlisting[label=context, caption=Context]{./src/context1.c} @@ -255,7 +255,7 @@ 呼び出される Code Gear の引数となる Data Gear はここで全て定義される。 Code Gear、Data Gear に参照するために Context を通す必要があるが、 -interface を記述することでデータ構造のapiと Data Gear を結びつけることが出来、呼び出しが容易になった。 +interface を記述することでデータ構造の api と Data Gear を結びつけることが出来、呼び出しが容易になった。 %create は関数呼び出しで呼び出され、interface と impliment の初期化と Code Gear のポインタの設定を行う。 %return で interface を返し、その先で Code Gear や Data Gear へ継続できるようになる。 @@ -267,7 +267,7 @@ Code Gear が Context にアクセスする際、ポインタを使用してデータを取り出すため、Code\ref{gearef1} のようにコードが煩雑になってしまう。 そこで Code Gear がデータを参照するための Gearef というマクロを定義した。 Gearef に Context と型を渡すことでデータの参照が行える。 -また impliment のデータを参照する際も、ポインタでの記述が複雑になってしまうため 同様に GearImpl を定義した。 +また implement のデータを参照する際も、ポインタでの記述が複雑になってしまうため 同様に GearImpl を定義した。 GearImpl は Context と interface 名、interface の変数名を指定して参照する。 Gearef と GearImpl を用いたコードが Code\ref{gearef2}である。