view final_main/chapter1/chapter1.tex @ 3:008ac0554ff5

add files
author akahori
date Tue, 05 Feb 2019 18:00:41 +0900
parents
children fc5b4b9489db
line wrap: on
line source

\chapter{はじめに}
\label{chap:introduction}
\pagenumbering{arabic}

% 序論の目安としては1枚半ぐらい.
\section{研究背景}


\section{研究目的}
コンピュータにおいてデータの破損や不整合は深刻な異常を引き起こす原因となる. そのため, 破損, 不整合を検知するためにブロックチェーン技術を用いる.  ブロックチェーンは分散ネットワーク技術であり, データの破損や不整合をハッシュ値によって比較できる. そして, 誤操作や改ざんがあった場合でも, ブロックチェーンを用いることで簡単にデータの追跡が行える.

当研究室では分散フレームワークとしてChristieを開発しており, これはGearsOSにファイルシステムとして組み込む予定がある. そのため, Christieにブロックチェーンを実装し, GearsOSに組み込むことにより, GearsOSのファイルシステムにおいてデータの破損, 不整合を検知できる. また, GearsOS同士による分散ファイルシステムを構成することができ, 非中央的にデータの検証ができるようになる. もし分散システムを構成しない場合でもデータの整合性保持は行え, 上記の目的は達成できる.

本研究では, Christieにブロックチェーンを実装し, 分散環境で動かすことで, データの整合性保持, 追跡が行えるか確かめる.


%\section{論文の構成}

%\section{Introduction}