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author | Takahiro SHIMIZU <anatofuz@cr.ie.u-ryukyu.ac.jp> |
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date | Mon, 19 Nov 2018 14:28:37 +0900 |
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files | Paper/anatofuz.pdf Paper/anatofuz.tex |
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--- a/Paper/anatofuz.tex Mon Nov 19 14:20:32 2018 +0900 +++ b/Paper/anatofuz.tex Mon Nov 19 14:28:37 2018 +0900 @@ -140,6 +140,8 @@ CbCを言語処理系, 特にスクリプト言語に応用すると幾つかの箇所に置いて利点があると推測される. CbCにおけるCodeGearはコンパイラの基本ブロックに相当する. その為従来のスクリプト言語では主にcase文で記述していた命令コードディスパッチの箇所をCodeGearの遷移として記述する事が可能である. +通常の言語処理系では命令コードディスパッチ部分は巨大なcase文となり, この部分を実装したCファイルが巨大化してしまう. +CodeGearを導入することで巨大なcase文をCodeGearとして分割する事が可能となり, 処理のモジュール化が可能となる. CbCは状態を単位として記述が可能であるため, 命令コードなどにおける状態を利用するスクリプト言語の実装は応用例として適していると考えられる. \section{Perl6の概要} @@ -396,7 +398,7 @@ 現在CbCで記述されたOSであるGearsOSにはInterfaceが導入されている. これはJavaのinterface, Haskellの型クラスに該当する概念であり, 次のCodeGearにInterface経由で継続する事が可能である. -Interfaceは現在のMoarVMには実装されていない為, 今後ThreadedCodeの実装を行うにあたり導入を検討している. +Interfaceは現在のCbCMoarVMの実装には用いていないが, 今後ThreadedCodeの実装を行うにあたり命令コードディスパッチ箇所に導入を検討している. \section{MoarVMのデバッグ}