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author | anatofuz <anatofuz@cr.ie.u-ryukyu.ac.jp> |
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date | Sat, 16 Feb 2019 17:34:27 +0900 |
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\chapter{今後の課題} 本研究ではPerl6の処理系であるMoarVMにおいて、 命令コードディスパッチ部分をCbCで書き換えた。 CbCはCの関数よりも細かな単位を扱えるため、命令コードのモジュール化などが可能となった。 今後はMoarVMなどの言語処理系に対して、 動的に命令コードと対応するCbCのコードを生成し、 gccなどのCコンパイラを用いて共有ライブラリの形にコンパイルし、 MoarVMと紐付けるJITなどの開発を検討している。 また、 入力として与えられたソースファイルを解析し、プログラムの入力変数などを記号として表現し、 変数の代入などを論理式に変換した記号実行(symbolick execution)などの手法を検討し、 MoarVM自体の高速化などを通して、 CbCの言語処理系への応用を考察する。