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author | e155702 |
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--- a/slide/slide.html Wed Feb 20 01:39:11 2019 +0900 +++ b/slide/slide.html Wed Feb 20 11:24:01 2019 +0900 @@ -86,7 +86,7 @@ <!-- === begin markdown block === generated by markdown/1.2.0 on Ruby 2.6.1 (2019-01-30) [x86_64-darwin17] - on 2019-02-20 00:07:06 +0900 with Markdown engine kramdown (2.0.0) + on 2019-02-20 11:21:58 +0900 with Markdown engine kramdown (2.0.0) using options {} --> <!-- <\!-- slideshow の command -\-> --> @@ -118,7 +118,7 @@ <!-- _S9SLIDE_ --> <h1 id="treevnc-">TreeVNC の問題点</h1> <ul> - <li>画面配信は送信するデータ量が多いため、TreeVNC では無線 LAN 接続の場合、画面配信の遅延が大きくなってしまう</li> + <li>画面配信は送信するデータ量が多いため、TreeVNC では無線接続の場合、画面配信の遅延が大きくなってしまう</li> <li>有線接続時のデータ転送方法だと、無線接続で送信するには大きすぎる</li> </ul> @@ -188,6 +188,8 @@ <li>バイナリツリー状に接続することで、画像データのコピーを各 Node に負担させることができる</li> </ul> +<p><img src="./fig/treevnc-crop.svg" alt="message" width="400" height="250" /></p> + </div> <div class='slide '> @@ -208,7 +210,7 @@ <ul> <li>クライアントが接続している状態で、サーバー側が接続を切るとクライアント側が正しく切断されない</li> <li>サーバーに接続した際に、画面の操作を許可するかどうか確認するポップアップが Root 側にも表示されてしまう</li> - <li>膨大なデータを無線 LAN 接続で配信した場合、配信の遅延が大きくなる</li> + <li>膨大なデータを無線接続で配信した場合、配信の遅延が大きくなる</li> </ul> @@ -223,7 +225,39 @@ <li>従って新しい Node が 無線接続であっても、有線接続のツリーの配信には影響が出ない</li> </ul> -<p>#</p> +<p><img src="./fig/interface-crop.svg" alt="message" width="400" height="250" /></p> + + +</div> +<div class='slide '> +<!-- _S9SLIDE_ --> +<h1 id="blocking">Blocking</h1> +<ul> + <li>無線接続の場合、一度に送信できるデータ量が 64kbyte しかないため、それに合わせてデータを分割する必要がある</li> + <li>大きなデータを小さい単位に分割する手法</li> +</ul> + + +</div> +<div class='slide '> +<!-- _S9SLIDE_ --> +<h1 id="section-3">まとめ</h1> +<ul> + <li>TreeVNC の改良と Multicast 対応のためのデータの Blocking を実装した。 + <ul> + <li>VNCServer 側が接続を切断した場合でもクライアントが正しく終了する様にした。</li> + <li>画面操作の許可を確認する authentication のポップアップが Root 側に表示されない様にした。</li> + <li>データの Blocking を行うことにより、無線接続での Multicast 対応を行えるようにした。</li> + </ul> + </li> + <li>今後の課題 + <ul> + <li>Multicast の実装</li> + <li>Multicast 実行時の遅延の評価</li> + <li>Packetloss 時の対処</li> + </ul> + </li> +</ul> <!-- === end markdown block === --> </div>
--- a/slide/slide.md Wed Feb 20 01:39:11 2019 +0900 +++ b/slide/slide.md Wed Feb 20 11:24:01 2019 +0900 @@ -24,7 +24,7 @@ - TreeVNC を使用することで、参加者は手元の PC を使用しながら講義を受ける事が可能になる。切り替えの際も、ボタン一つで共有する画面の切替を可能としている # TreeVNC の問題点 -- 画面配信は送信するデータ量が多いため、TreeVNC では無線 LAN 接続の場合、画面配信の遅延が大きくなってしまう +- 画面配信は送信するデータ量が多いため、TreeVNC では無線接続の場合、画面配信の遅延が大きくなってしまう - 有線接続時のデータ転送方法だと、無線接続で送信するには大きすぎる # 目次 @@ -57,6 +57,8 @@ - Root Node が参照している VNCServer から FrameBufferUpdate を取得し、各 Node に送信する - バイナリツリー状に接続することで、画像データのコピーを各 Node に負担させることができる +<img src="./fig/treevnc-crop.svg" alt="message" width="400" height="250"> + # 共有画面切り替え - 従来の VNC では、配信者が切り替わるたびに再起動、再接続を行う必要があった - TreeVNC では、画面上にある ShareScreen ボタンを押すことで配信者の切り替えが実行できる @@ -66,7 +68,7 @@ # TreeVNC の問題点 - クライアントが接続している状態で、サーバー側が接続を切るとクライアント側が正しく切断されない - サーバーに接続した際に、画面の操作を許可するかどうか確認するポップアップが Root 側にも表示されてしまう -- 膨大なデータを無線 LAN 接続で配信した場合、配信の遅延が大きくなる +- 膨大なデータを無線接続で配信した場合、配信の遅延が大きくなる # Multicast 対応 - 有線接続の Node で形成されたツリーに無線接続の Node を加えてしまうと通信の遅延が発生し、ツリー全体の配信遅延に繋がる @@ -74,4 +76,18 @@ - Multicast ならば、Server からの送信は一度で済むため、ツリー構造の形成が必要ない - 従って新しい Node が 無線接続であっても、有線接続のツリーの配信には影響が出ない -# \ No newline at end of file +<img src="./fig/interface-crop.svg" alt="message" width="400" height="250"> + +# Blocking +- 無線接続の場合、一度に送信できるデータ量が 64kbyte しかないため、それに合わせてデータを分割する必要がある +- 大きなデータを小さい単位に分割する手法 + +# まとめ +- TreeVNC の改良と Multicast 対応のためのデータの Blocking を実装した。 + - VNCServer 側が接続を切断した場合でもクライアントが正しく終了する様にした。 + - 画面操作の許可を確認する authentication のポップアップが Root 側に表示されない様にした。 + - データの Blocking を行うことにより、無線接続での Multicast 対応を行えるようにした。 +- 今後の課題 + - Multicast の実装 + - Multicast 実行時の遅延の評価 + - Packetloss 時の対処