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author e165729 <e165729@ie.u-ryukyu.ac.jp>
date Tue, 28 May 2019 22:45:05 +0900
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117 <h2 id="画面配信システムの活用">画面配信システムの活用</h2> 117 <h2 id="画面配信システムの活用">画面配信システムの活用</h2>
118 <ul> 118 <ul>
119 <li>講義や発表の場では、プロジェクタが使用されることが多い。その場合接続不良など、アクシデントが起きる恐れがある</li> 119 <li>講義やゼミではプロジェクタを使用して、先生が用意した資料を見ることが多い。その際接続不良など、物理的アクシデントが起きる恐れがある</li>
120 <li>画面配信システムTreeVNCは、自身のPC画面を他者のPCに表示するソフトウェアである</li> 120 <li>画面配信システムで代用する場合がある。画面配信システムのとしてはAppleTVやUstreamなどが挙げられる
121 <li>TreeVNCを使用することで、参加者は手元のPCを使用しながら講義を受ける事が可能になる。切り替えの際も、ボタン一つで共有する画面の切替を可能としている</li> 121 <ul>
122 <li>AppleTVは画面共有先がTVに限定されている</li>
123 <li>Ustreamは画面の切り替えを行うことができない</li>
124 </ul>
125 </li>
126 </ul>
127
128 <center><img src="./fig/AppleTVRogo.svg " alt="message" width="200" height="200" />
129 <img src="./fig/UstreamRogo.svg" alt="message" width="200" height="150" /></center>
130
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133 </div>
134
135 <div class='slide'>
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137 <h2 id="画面配信システムの活用-1">画面配信システムの活用</h2>
138 <ul>
139 <li>
140 <p>画面配信システムTreeVNCは、自身のPC画面を他者のPCに表示するソフトウェアである</p>
141 </li>
142 <li>
143 <p>TreeVNCを使用することで、参加者は手元のPCを使用しながら講義を受ける事が可能になる。切り替えの際も、ボタン一つで共有する画面の切替を可能としている</p>
144 </li>
122 </ul> 145 </ul>
123 146
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126 </div> 149 </div>
129 <!-- _S9SLIDE_ --> 152 <!-- _S9SLIDE_ -->
130 <h2 id="treevncの問題点">TreeVNCの問題点</h2> 153 <h2 id="treevncの問題点">TreeVNCの問題点</h2>
131 <ul> 154 <ul>
132 <li>画面配信は送信するデータ量が多いため、TreeVNCでは無線接続の場合、画面配信の遅延が大きくなってしまう</li> 155 <li>画面配信は送信するデータ量が多いため、TreeVNCでは無線接続の場合、画面配信の遅延が大きくなってしまう</li>
133 <li>現在のTreeVNCのデータ転送方法だと、無線接続で送信するには大きすぎる</li> 156 <li>現在のTreeVNCのデータ転送方法だと、無線接続で送信するには大きすぎる</li>
134 <li>本研究ではマルチキャストを導入することで、Wifi環境下における画面配信の遅延対策の検討する</li> 157 <li>本研究ではマルチキャストを導入することで、Wifi環境下における画面配信の遅延対応の検討する</li>
135 </ul> 158 </ul>
136 159
137 160
138 161
139 </div> 162 </div>
158 <li>VNC(Virtual Network Computing)は、RFBプロトコルを用いてPCの遠隔操作を行うことを目的としたリモートデスクトップソフトウェア</li> 181 <li>VNC(Virtual Network Computing)は、RFBプロトコルを用いてPCの遠隔操作を行うことを目的としたリモートデスクトップソフトウェア</li>
159 <li>サーバー側とクライアント側に分かれており、起動したサーバーにクライアントが接続することで遠隔操作を可能にしている</li> 182 <li>サーバー側とクライアント側に分かれており、起動したサーバーにクライアントが接続することで遠隔操作を可能にしている</li>
160 <li>全てのNodeが一台のサーバーに接続するため負担が大きい</li> 183 <li>全てのNodeが一台のサーバーに接続するため負担が大きい</li>
161 </ul> 184 </ul>
162 185
163 <center><img src="./fig/vnc-crop.svg" alt="message" width="400" height="300" /></center> 186 <center><img src="./fig/vnc-crop.svg" alt="message" width="500" height="400" /></center>
164 187
165 188
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167 </div> 190 </div>
168 191
187 <li>ルートのノードをRoot Nodeと呼び、その下に新たなNodeを接続していく</li> 210 <li>ルートのノードをRoot Nodeと呼び、その下に新たなNodeを接続していく</li>
188 <li>Root Nodeが参照しているVNCServerからFrameBufferUpdateを取得し、各Nodeに送信する</li> 211 <li>Root Nodeが参照しているVNCServerからFrameBufferUpdateを取得し、各Nodeに送信する</li>
189 <li>木構造状に接続することで、画像データのコピーを各Nodeに負担させることができる</li> 212 <li>木構造状に接続することで、画像データのコピーを各Nodeに負担させることができる</li>
190 </ul> 213 </ul>
191 214
192 <center><img src="./fig/treevnc-crop.svg" alt="message" width="400" height="300" /></center> 215 <center><img src="./fig/treevnc-crop.svg" alt="message" width="450" height="350" /></center>
193 216
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196 </div> 219 </div>
197 220
212 <div class='slide'> 235 <div class='slide'>
213 <!-- _S9SLIDE_ --> 236 <!-- _S9SLIDE_ -->
214 <h2 id="画像データのエンコード方法">画像データのエンコード方法</h2> 237 <h2 id="画像データのエンコード方法">画像データのエンコード方法</h2>
215 <ul> 238 <ul>
216 <li>TreeVNCではZRLEというエンコードタイプを元にした、ZRLEEというエンコードを用いて画像データを圧縮を行う</li> 239 <li>TreeVNCではZRLEというエンコードタイプを元にした、ZRLEEというエンコードを用いて画像データを圧縮を行う</li>
240 <li>ZRLEはZlibで圧縮されたデータとそのデータのバイト数がヘッダーとして送られる</li>
241 <li>Zlibとはデータの可逆圧縮アルゴリズムが実装されているライブラリ</li>
242 </ul>
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246 </div>
247
248 <div class='slide'>
249 <!-- _S9SLIDE_ -->
250 <h2 id="画像データのエンコード方法-1">画像データのエンコード方法</h2>
251 <ul>
217 <li>ZRLEでは解凍時に必要な辞書データを書き出すことができない</li> 252 <li>ZRLEでは解凍時に必要な辞書データを書き出すことができない</li>
218 <li>ZRLEEはRoot Nodeで受け取ったZRLEのデータを一度解凍し、辞書データを付与して再圧縮している</li> 253 <li>ZRLEEはRoot Nodeで受け取ったZRLEのデータを一度解凍し、辞書データを付与して再圧縮している</li>
219 </ul> 254 </ul>
220 255
221 <center><img src="./fig/EncodeZRLEE.svg" alt="message" width="400" height="300" /></center> 256 <center><img src="./fig/EncodeZRLEE.svg" alt="message" width="550" height="450" /></center>
222 257
223 258
224 259
225 </div> 260 </div>
226 261
232 <li>TreeVNCでは、画面上にあるShareScreenボタンを押すことで配信者の切り替えが実行できる</li> 267 <li>TreeVNCでは、画面上にあるShareScreenボタンを押すことで配信者の切り替えが実行できる</li>
233 <li>ShareScreen実行後、Root Nodeに対しSERVER CHANGE REQUESTというメッセージが送信される</li> 268 <li>ShareScreen実行後、Root Nodeに対しSERVER CHANGE REQUESTというメッセージが送信される</li>
234 <li>メッセージを受け取ったRoot Nodeは配信を希望しているNodeのVNCサーバーと通信を行い、切り替え作業に入る</li> 269 <li>メッセージを受け取ったRoot Nodeは配信を希望しているNodeのVNCサーバーと通信を行い、切り替え作業に入る</li>
235 </ul> 270 </ul>
236 271
237 <center><img src="./fig/ShareScreenS.svg" alt="message" width="400" height="300" /></center> 272 <center><img src="./fig/ShareScreenSS.svg" alt="message" width="400" height="300" /></center>
238 273
239 274
240 275
241 </div> 276 </div>
242 277
258 <!-- _S9SLIDE_ --> 293 <!-- _S9SLIDE_ -->
259 <h2 id="rfbプロトコルのupdaterectangleの構成">RFBプロトコルのUpdateRectangleの構成</h2> 294 <h2 id="rfbプロトコルのupdaterectangleの構成">RFBプロトコルのUpdateRectangleの構成</h2>
260 <ul> 295 <ul>
261 <li>1つのUpdateRectangleには複数のRectangleが格納されている</li> 296 <li>1つのUpdateRectangleには複数のRectangleが格納されている</li>
262 <li>RectangleはZlibで圧縮されたデータが指定された長さだけ格納されており、そのデータはさらに64x64 ByteのTileに分割されている</li> 297 <li>RectangleはZlibで圧縮されたデータが指定された長さだけ格納されており、そのデータはさらに64x64 ByteのTileに分割されている</li>
298 </ul>
299
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302 </div>
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304 <div class='slide'>
305 <!-- _S9SLIDE_ -->
306 <h2 id="rfbプロトコルのupdaterectangleの構成-1">RFBプロトコルのUpdateRectangleの構成</h2>
307 <ul>
263 <li>無線接続の場合、一度に送信できるデータ量が64KBしかないため、それに合わせて更新された部分のRectangleを分割する必要がある 308 <li>無線接続の場合、一度に送信できるデータ量が64KBしかないため、それに合わせて更新された部分のRectangleを分割する必要がある
264 <ul> 309 <ul>
265 <li>Phase0 行の途中から始まる部分</li> 310 <li>Phase0 行の途中から始まる部分</li>
266 <li>Phase1 行の最初から最後までの部分</li> 311 <li>Phase1 行の最初から最後までの部分</li>
267 <li>Phase2 行の途中で終わる部分</li> 312 <li>Phase2 行の途中で終わる部分</li>
268 </ul> 313 </ul>
269 </li> 314 </li>
270 </ul> 315 </ul>
271 316
272 <center><img src="./fig/FrameUpdateRectangle.svg" alt="message" width="400" height="250" /></center> 317 <center><img src="./fig/FrameUpdateRectangleColor.svg" alt="message" width="550" height="450" /></center>
273 318
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275 320
276 </div> 321 </div>
277 322
283 <li>無線接続時のMulticastの実装を提案</li> 328 <li>無線接続時のMulticastの実装を提案</li>
284 <li>Multicastならば、Serverからの送信は一度で済むため、ツリー構造の形成が必要ない</li> 329 <li>Multicastならば、Serverからの送信は一度で済むため、ツリー構造の形成が必要ない</li>
285 <li>従って新しいNodeが無線接続であっても、有線接続のツリーの配信には影響が出ない</li> 330 <li>従って新しいNodeが無線接続であっても、有線接続のツリーの配信には影響が出ない</li>
286 </ul> 331 </ul>
287 332
288 <center><img src="./fig/interface-crop.svg" alt="message" width="400" height="350" /></center> 333 <center><img src="./fig/interface-crop.svg" alt="message" width="500" height="450" /></center>
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292 </div> 337 </div>
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