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author | e165727 <e165727@ie.u-ryukyu.ac.jp> |
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date | Fri, 14 Feb 2020 23:29:37 +0900 |
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children | 0320a82ac2e2 |
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\chapter{結論} \section{まとめ} 本稿では実行する Perl6 ファイル名をサーバーに転送し,コンパイラサーバーでコンパイルを行い実行することで全体的に処理時間が早くなることを示した. \\ 今後Abyssサーバーでの開発をより深く行っていくにあたって以下のような改善点が見られた \\ \begin{itemize} \item コンパイラの起動が遅い言語だけでなく, モジュールの読み込みが遅い言語などを, あらかじめサーバーを側でモジュールを読み込んでおき, それを利用してプログラムを実行する手法も応用できるように改良を行う. \item 今回の実装では TCP ソケットを用いたが TCP ソケットを用いるとサーバーを立ち上げた際に外部からファイルを転送される可能性があるので, Unix domain socket の実装を行い, それを用いたクライアント・サーバーを作成することで安全性が高まると考えた. Perl6 には現状 Unix domain socket の実装がないので, Unix domain socket を実装し, 自分以外が実行できないようにすることが今後の課題に挙げられる. \item 今回用いた Perl6 の EVALFILE 自体にクライアント側に出力を返す実装追加することも今後の課題に挙げられる. \item 現状の Raku の EVALFILE では, 出力がサーバー側に返っているので, クライアント側から出力を見るためにクライアント側に返す必要がある. \item モジュールを送信する機能の追加 \item プログラムの実行終了したらモジュールを削除する機能の追加\\ \end{itemize} %またscript言語をサーバー上で実行する場合の欠点については以下のようなものが見られる %\begin{itemize} %\item %\end{itemize} 今後の開発を行っていくにあたって, 他の Python のような script 言語にも応用できるように開発を行っていく.