Mercurial > hg > Papers > 2022 > kiyama-sigos
view Paper/tex/ie-monitoring-construction.tex @ 3:8b01419817fe
定期
author | kiyama <e185758@ie.u-ryukyu.ac.jp> |
---|---|
date | Fri, 06 May 2022 18:43:10 +0900 |
parents | 17fb6a2b46d5 |
children |
line wrap: on
line source
\section{対話型アラート編集システムの構築} 監視システム運用の際に発生するアラートルールの属人化を防ぐためのスラッシュコマンドを用いたアラートルールの編集方法を提案する. \subsection{構成} 監視システムと同一のサーバーにAPIサーバーを立てmattermostから送信された GET,POST リクエストに対し処理を行う。図\ref{fig:mattermost-slash}に構成図を示す. \\ \begin{figure}[htbp] \begin{center} \includegraphics[width=80mm]{fig/mmslash-command.png} \caption[mattermostからアラートを編集]{構成図.} \label{fig:mattermost-slash} \end{center} \end{figure} \\ mattermost のスラッシュコマンドは/から始まるコマンドを打つ事でGET/POSTリクエストが送ることができる.また引数にはPOSTリクエストのBodyを指定することが出来る.提案手法ではスラッシュコマンドに作成したWEB APIのURLを紐付けた. \subsection{コマンド一覧} 以下で本研究で作成したコマンドの説明を行う. 想定している操作は全てアラートルールの編集に関するものでありそれぞれ第一引数によって処理を分けている.\\ それらの処理の一覧を以下に示す。 \begin{table}[htb] \begin{center} \caption{アラートルール変更時の入力内容} \begin{tabular}{c|l} \hline add \$alertname \$label \$pattern \$time & ルール追加 \\ \hline list & ルール一覧取得 \\ \hline delete & ルール削除 \\ \hline \end{tabular} \label{tb:wmcon} \end{center} \end{table} アラートルールを追加する場合は/alert add \$alertname \$label \$pattern \$timeを入力する.\\ 引数の意味はそれぞれ\$alertnameはアラートが送信される時のアラート名,\$labelはアラートに紐付いているラベル,\$patternはログに含まれていた際にカウントする文字列,\$timeはアラートを送信する周期を指定している.\\ /alert list は登録したアラートルールを表示する. 上記のコマンドは引数なしでコマンドを入力すると登録されているアラート名のみが表示される. アラートルール全体の詳細が見たい場合はlistの後ろにallコマンドを入力することで確認することが出来る. また, アラートルールの詳細が見たい場合はlistの後ろにアラート名を入力することで指定したアラートルールのみが表示できる. また, アラートルールを削除したい場合はdeleteコマンドを打つ事によってアラートルールが削除される.