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view Paper/tex/future.tex @ 9:bc8222372b9d
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author | soto <soto@cr.ie.u-ryukyu.ac.jp> |
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date | Mon, 23 May 2022 17:16:09 +0900 |
parents | 9ec2d2ac1309 |
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\chapter{まとめ} 本論文では,Agda による CbCの検証方法と Gears Agda による Left Learning Red Black Tree の実装について述べた. したがって,Gears Agda で再起処理と再代入を含んだ 複雑なアルゴリズムも記述できる事が判明した. 今回の研究中に複雑なアルゴリズムを Gears Agda にて実装することで 得られた知見は,今後の研究で大いに役立つと考える. 今後の課題として,検証を行う事が挙げられる. 検証には,Meta Code Gear が Pre / Post Condition の条件を 満たしているのか比較を行い,Hoare Logicに当てはめる事. そして接続された条件の接続と健全性の証明を行う必要がある. しかし,Imple を用いた Hoare Logic による証明は, While Loop でも かなり長いコードになっていた. これで Left Learning Red Black Tree の検証を 行うのは難しいため,別の手法を模索することも念頭に入れる. 展望としては,Gears Agda コードから CbC コードの変換をしたい. Gears Agda は Agda の記述方法が特殊である事がコーディングを複雑にしているが, CbC はC言語とアセンブラの中間に位置しているため,コーディングはさらに困難である. そのため,Gears Agdaのコードを CbC に変換できるようにしたい. これができるようになれば,CbC での記述も Agda での証明も容易になると考えている.