diff Paper/chapter/conclusion.tex @ 23:8c6eb24536be default tip

update
author kiyama <e185758@ie.u-ryukyu.ac.jp>
date Fri, 16 Feb 2024 08:36:07 +0900
parents 85a0e33494e6
children
line wrap: on
line diff
--- a/Paper/chapter/conclusion.tex	Wed Feb 14 13:49:40 2024 +0900
+++ b/Paper/chapter/conclusion.tex	Fri Feb 16 08:36:07 2024 +0900
@@ -8,11 +8,9 @@
 
 第3章では2020年のシステム移行から利用されている現行のシステムについて述べた.物理マシン,ネットワーク構成,提供しているサービスとそれらの環境について述べた.
 
-第4章では関連研究を提示した.関連研究が行われた2009年代はシステムリプレイスを用いた実践教育への活用を題材としており,実装された新システムの完成度と関係者からのアンケートを用いて有用性を示していた.それらと比較して2022年よりシステム管理に参加する学生の減少を課題として述べた.
+第4章では演習科目のテーマでの活動について述べた.半期の授業での取り組みである事や現行システムの複雑さからテーマごとにグループ分けした.それらグループの中では既存システムの問題点の解決や新しくシステムの構築の体験などを行った.またそれらの取り組みについてアンケートを取った.これらの結果から学生は演習科目内で取り組みたいテーマを持っており,選択したテーマに関する知識が得れたと回答している.しかし,管理活動でのLinuxコマンドの操作難易度が高いといった声や積極的に手を動かす学生が少ない事が課題となった.
 
-第5章では演習科目のテーマでの活動について述べた.半期の授業での取り組みである事や現行システムの複雑さからテーマごとにグループ分けした.それらグループの中では既存システムの問題点の解決や新しくシステムの構築の体験などを行った.またそれらの取り組みについてアンケートを取った.これらの結果から学生は演習科目内で取り組みたいテーマを持っており,選択したテーマに関する知識が得れたと回答している.しかし,管理活動でのLinuxコマンドの操作難易度が高いといった声や積極的に手を動かす学生が少ない事が課題となった.
-
-第6章ではチャットシステムを利用したシステム管理手法について述べる.5章の取り組みと課題からチャットツールを用いたシステム管理手法を提案した.この手法では意図せずシステムに影響を与える操作をする心配がなく,権限がない学生でもシステムの状態を確認する事ができる.
+第5章ではチャットシステムを利用したシステム管理手法について述べる.4章の取り組みと課題からチャットツールを用いたシステム管理手法を提案した.この手法では意図せずシステムに影響を与える操作をする心配がなく,権限がない学生でもシステムの状態を確認する事ができる.
 
 本チームのように学生が主体となって教育研究用システムを構築,運用,保守する事は珍しい.2020年に構築し2024年現在まで運用したシステムは少数のメンバーによって管理されたおり人員的なリソース不足が問題視されていた.また2025年にはシステム更新がある.より良いシステムを構築する為に利用者である学生がこの取り組みに参加する事が必要である.また,学生がシステムを活用し構築することは実践教育として有用であり,この機会を損失しない為にも多くの学生をシステム管理活動に参加させることが必要である.
 この取り組みは演習科目のテーマとしてシステム管理を体験させる事で今後のシステム管理活用での人員の勧誘の参考になると考えこれまでの論文を記した.
@@ -22,7 +20,7 @@
 
 教育研究用システムは5年に一度更新が行われており,2025年10月にシステムの更新が行われる予定である.その為現行システムの修正点や利用者の要望から新規システムを設計する必要がある.しかし今年度で学生のシステム管理メンバーの3人中2名が卒業予定であり,指導教員も2025年度で定年退職予定である.これらの事から現メンバーへのシステムの引き継ぎと新規メンバー獲得が不可欠となる.
 
-システム管理体験への興味度を確認する質問では多くの生徒が興味を持ったと回答した.しかし実際にシステム管理活動に参加する生徒はいなかった.
+システム管理体験への興味度を確認する質問では多くの学生が興味を持ったと回答した.しかし実際にシステム管理活動に参加する学生はいなかった.
 その為,システム管理活動の就職活動におけるメリットや実際の先輩の声などを紹介が必要と考える.
 
 本研究ではシステム管理体験の為のスラッシュコマンドを実装した.しかし演習実験の中ではコマンドの紹介に留まり,実際に学生に使用してもらう事や使ってみての感想を貰えなかった.その為スラッシュコマンドの対象者である学生に使ってもらい使用感を聞き修正していくことが必要である.