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view Paper/tex/sys-prob.tex @ 4:0149a5c6d254
add 実験演習の説明を追加
author | kiyama <e185758@ie.u-ryukyu.ac.jp> |
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date | Wed, 22 Nov 2023 01:09:33 +0900 |
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%\section{シス管の問題点} システム管理チームに入ってくる人が少ないこと,実験演習をとっている人の定着率の悪さがある.システム管理活動に参加する方法として週に一回行なっているオンラインミーティングに参加するか管理者からシステムの管理権限を貰い作業するなどが挙げられるが複雑な操作が多い.2022年から実験演習としてシステム管理が追加され,毎期10数名ほど受講者がいるが現在定着しているメンバーはいない.その原因として現在のシステム管理チームは複雑な操作を必要とするため敷居が高いと考える. 次に,学科システムのgitlabは外部からの攻撃を受けたことがある.その際の原因としてはgitlabの自動アップデートがメジャーアップデートに対応していなかったためである。サービスの脆弱性は人力で調べるしかなかったため後手に回ったと考える.先行研究\cite{tamaki}によって学科システムの脆弱性診断の自動化が構築されていた.しかし,2020年に更新された現行システムにはその手法は引き継がれていない.また,更新前はKVMを中心にシステムが動作していたが,現行の学科システム上のサービスはコンテナ上で動作している.その為,外部からの脅威に対して先行研究が示す脆弱性診断の自動化は有効であるが現行システムに対応した仕組みにしないといけない. 上記の脆弱性診断の自動化や先行研究\cite{akita}\cite{tanahara}のmattermostのスラッシュコマンドを用いたシステム管理が存在していた.しかし,これらのシステムは現在のシステムでは動作していない.要因としてメンバーへの共有を行なっていないことやドキュメンや使用方法を論文以外書いていないことが挙げられる.