Mercurial > hg > Papers > 2024 > matac-master
changeset 14:55c06ff63041
...
author | matac42 <matac@cr.ie.u-ryukyu.ac.jp> |
---|---|
date | Mon, 08 Jan 2024 14:40:44 +0900 |
parents | 7d7117822000 |
children | e1326b7826e6 |
files | Paper/master_paper.pdf Paper/master_paper.sty Paper/master_paper.tex |
diffstat | 3 files changed, 39 insertions(+), 9 deletions(-) [+] |
line wrap: on
line diff
--- a/Paper/master_paper.sty Mon Jan 08 13:04:35 2024 +0900 +++ b/Paper/master_paper.sty Mon Jan 08 14:40:44 2024 +0900 @@ -111,8 +111,8 @@ \def\edepartment{Graduate School of Engineering and Science} % 専攻 -\def\course{情報工学専攻} -\def\ecourse{Information Engineering Course} +\def\course{工学専攻知能情報プログラム} +\def\ecourse{Computer Science and Intelligent Systems Course} % 署名 \def\commission{論 文 審 査 会} @@ -193,7 +193,8 @@ \newcommand{\makecommission} { \noindent - 論文題目:GearsOSの分散ファイルシステム設計\newline + 論文題目:GearsOS のファイルシステムにおける GC とレプリケー + ション\newline 氏\hspace{4ex}名: 又吉 雄斗 \vspace*{4.5cm} \begin{center}
--- a/Paper/master_paper.tex Mon Jan 08 13:04:35 2024 +0900 +++ b/Paper/master_paper.tex Mon Jan 08 14:40:44 2024 +0900 @@ -13,8 +13,8 @@ %\input{dummy.tex} %% font -\jtitle{GearsOSの分散ファイルシステム設計} -\etitle{} % +\jtitle{GearsOSのファイルシステムにおけるGCとレプリケーション} +\etitle{GC and Replication in the File System of GearsOS} \year{2024年 3月} \eyear{March 2024} \author{又吉 雄斗} @@ -282,7 +282,7 @@ \section{GearsOSの記述例} \section{GearsOSの現状} -\chapter{GearsFileSystem} +\chapter{GearsOSのファイルシステム} \section{DataGearManagerによる分散ファイルシステム} \section{i-nodeを用いたファイルシステム} \section{非破壊RedBlackTreeによる構成} @@ -376,9 +376,31 @@ \end{figure} -\chapter{GearsFileSystemにおけるGCとレプリケーションの仕組み} -\section{CopyRedBlackTreeによるGCの仕組み} -\section{CopyRedBlackTreeによるレプリケーションの仕組み} +\chapter{GearsFileSystemにおけるGCとレプリケーション} +\section{ファイルシステムの信頼性に関する機能} + +ファイルシステムはデータを保持することを基本的な機能としている. +信頼性に関する機能など,その他の機能は追加機能として実装する. +ファイルシステムやDBにおける信頼性に関する追加機能として, +システムの電源断時にデータが残るpersistency, +データを書き込めたかどうかを判定するatomic write, +1つのノードが失われた際にデータを保護する多重性, +複数のコピーを調停するコミット機構などが挙げられる. +現状のGearsOSには分散ファイルシステムの通信機能やUnix Likeな +インターフェースを持つi-nodeファイルシステムの基本機能は存在するものの, +多重性やメモリ管理などの信頼性を確保するための機能が存在しない. +データの多重度を確保するための一般的な手法として, +データのバックアップやシステム自体のレプリケーションをすることが挙げられる. +メモリ管理の機能としてはガーベージコレクションが挙げられる. +これらの機能を実装することでファイルシステムの信頼性を高めることが可能と考える. + +\section{GearsFileSystemのGC} + +GearsFileSystemにおいてデータは全てRedBlackTreeに格納する. +また,ディスク上とメモリ上のデータ構造は同一である. + + +\section{GearsFileSystemのレプリケーション} ディスク上とメモリ上でデータの構造は,RedBlackTreeに統一する. 一般的に,ディスク上のデータ構造としてB-Treeが用いられることが多い. @@ -391,6 +413,13 @@ そうすることによって,ディスク上とメモリ上のデータのやりとりは単純なコピーで実装できる. \chapter{CopyRedBlackTreeの実装} + +データのバックアップやレプリケーション,GCの機能を実装するためには, +データのコピーをする必要がある. +GearsOSのファイルシステムにおいて,データは全てRedBlackTreeに格納される. +しかしながら,現状のRedBlackTreeには木をコピーする機能が無い. +よって,RedBlackTreeに木のコピー機能を実装する必要がある. + \section{コピーのアルゴリズム} \section{Stackの使用に関して} \section{証明のしやすさについて}