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Chapter 5
author | fuchita |
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date | Sat, 16 Feb 2008 12:13:00 +0900 |
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--- a/paper/comparing.tex Sat Feb 16 11:39:51 2008 +0900 +++ b/paper/comparing.tex Sat Feb 16 12:13:00 2008 +0900 @@ -1,7 +1,8 @@ \chapter{比較} ここではSun Microsystems社の提案する高レベルの分散アーキテクチャである、 -Jini と Federated Linda の比較を行う。 +Jini 及び、産業技術総合研究所の首藤一幸氏が開発を行っているOverlay Weaver +と、 Federated Linda の比較を行う。 \section{Jini} Jiniとは、ハードウェア/ソフトウェアに関わらず様々な資源をネットワークに接続し、 @@ -46,3 +47,27 @@ はLindaサーバー, Protocol Engine, クライアントプログラムの3要素で済むという点などが挙げられる。 %表\ref{comp}にJiniとFederated Lindaの比較を示す。 + +\section{OverlayWeaver} +Overlay Weaver は産業技術総合研究所の首藤一幸氏が開発を行っているオーバーレイ +ネットワーク構築ツールキットであり、2006年 1月 +17日にVersion 0.1がリリースされた。アプリケーション開発とオーバーレイの +アルゴリズム設計をサポートしている。Java で開発されており、DHTやマルチキャ +ストといった高レベルサービスに対する共通API や、ルーティングアルゴリズム +としてDHTやIterative/Recursive ルーティングを提供している。また、開発し +たアルゴリズムを試験、評価、比較するためのエミュレータも提供している。 + +Overlay Weaver はオーバーレイネットワークを構築するアルゴリズムやその上に +実装するルーティングアルゴリズムの開発支援やそれらを試験・評価するための +エミュレータを提供しており、ネットワークを意識したプログラムを作るのに適 +している。ルーティング処理とアルゴリズムを分離するので、使用するアルゴリ +ズムを切り替えることが可能である。しかし、Javaでしか開発できない点とプロ +グラミングモデルが明かではなく、ツールとしてしか使用できない。 + +Federated Linda はタプルスペースとタプルスペースへアクセスするAPIを提供し、 +かつ分散プログラムを記述するプログラミングモデルを示した。さらに +``Protocol Engine'', ``Local Access'', ``Link Configuration''などの要素に +分け、よりポータビリティ性を向上させることが期待できる。また、C, Perl, +Python, Ruby など複数言語による開発も可能である。また、クライアントプログ +ラムは Protocol Engine に実装された分散アルゴリズムへの接続・切断が容易で +ある。 \ No newline at end of file
--- a/paper/evaluation.tex Sat Feb 16 11:39:51 2008 +0900 +++ b/paper/evaluation.tex Sat Feb 16 12:13:00 2008 +0900 @@ -86,7 +86,7 @@ \newpage \subsubsection{単体のデバッグが有効な例} -図ref{seqdeb}に示すのはFederated Lindaにおける通信にて、単体のプロセスに対する逐次デバッグが +図\ref{seqdeb}に示すのはFederated Lindaにおける通信にて、単体のプロセスに対する逐次デバッグが 有効な場合の通信状態である。 この通信の場合においては1つのInputに対して1つのOutputを持つプロセスのデバッグを行う事で、 全体の動作に関係する通信の流れをとらえることが可能であるからである。
--- a/paper/introduction.tex Sat Feb 16 11:39:51 2008 +0900 +++ b/paper/introduction.tex Sat Feb 16 12:13:00 2008 +0900 @@ -36,7 +36,7 @@ を提供することである。 本論文では、本研究室で開発した分散プログラミングモデル Federated Linda を用いた -分散アルゴリズムの記述事例として、CompactRoutingという、ルーティングテーブルの収束速度や +分散アルゴリズムの記述事例として、Compact Routingという、ルーティングテーブルの収束速度や ネットワークのスケーラビリティに対して優位なアルゴリズムの実装例について紹介し、 その開発によって得られた知見から本モデルに必要な機能拡張を提案する。
--- a/paper/master_paper.aux Sat Feb 16 11:39:51 2008 +0900 +++ b/paper/master_paper.aux Sat Feb 16 12:13:00 2008 +0900 @@ -196,6 +196,7 @@ \@writefile{lof}{\addvspace {10\p@ }} \@writefile{lot}{\addvspace {10\p@ }} \@writefile{toc}{\contentsline {section}{\numberline {6.1}Jini}{72}} +\@writefile{toc}{\contentsline {section}{\numberline {6.2}OverlayWeaver}{73}} \@writefile{toc}{\contentsline {chapter}{\numberline {第7章}結論}{74}} \@writefile{lof}{\addvspace {10\p@ }} \@writefile{lot}{\addvspace {10\p@ }}
--- a/paper/master_paper.log Sat Feb 16 11:39:51 2008 +0900 +++ b/paper/master_paper.log Sat Feb 16 12:13:00 2008 +0900 @@ -1,4 +1,4 @@ -This is pTeX, Version 3.14159-p3.1.5 (euc) (Web2C 7.4.5) (format=platex-euc 2005.5.19) 16 FEB 2008 12:09 +This is pTeX, Version 3.14159-p3.1.5 (euc) (Web2C 7.4.5) (format=platex-euc 2005.5.19) 16 FEB 2008 12:39 **master_paper (./master_paper.tex pLaTeX2e <2005/01/04>+0 (based on LaTeX2e <2001/06/01> patch level 0) @@ -608,4 +608,4 @@ 14 hyphenation exceptions out of 1000 33i,12n,24p,300b,631s stack positions out of 1500i,500n,5000p,200000b,5000s -Output written on master_paper.dvi (84 pages, 272824 bytes). +Output written on master_paper.dvi (84 pages, 275924 bytes).
--- a/paper/master_paper.toc Sat Feb 16 11:39:51 2008 +0900 +++ b/paper/master_paper.toc Sat Feb 16 12:13:00 2008 +0900 @@ -98,6 +98,7 @@ \contentsline {section}{\numberline {5.5}考察}{71} \contentsline {chapter}{\numberline {第6章}比較}{72} \contentsline {section}{\numberline {6.1}Jini}{72} +\contentsline {section}{\numberline {6.2}OverlayWeaver}{73} \contentsline {chapter}{\numberline {第7章}結論}{74} \contentsline {section}{\numberline {7.1}まとめ}{74} \contentsline {section}{\numberline {7.2}今後の課題}{74}