Mercurial > hg > Papers > 2011 > yuu-jssst
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author | Nobuyasu Oshiro <dimolto@cr.ie.u-ryukyu.ac.jp> |
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date | Mon, 08 Aug 2011 19:06:06 +0900 |
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--- /dev/null Thu Jan 01 00:00:00 1970 +0000 +++ b/yuu-jssst.tex Mon Aug 08 19:06:06 2011 +0900 @@ -0,0 +1,156 @@ +% Sample file for the use of compsoft style file. +% +%\documentclass[T]{compsoft} +\documentclass[K,L]{compsoft} +% +% その他の optional argument については,compsoft.sty の旧版を +% 参照のこと. + +% Preamble +% +% 「コンピュータソフトウェア」誌に掲載される論文の場合,次で +% 巻数,号数,開始ページ,終了ページを指定する. +\volNoPp{27}{0}{1}{5} + +% ワークショップによる推薦論文の場合,ワークショップ名を指定する. +% \suisen{ワークショップ名} + +% 特集の場合,特集のタイトルを与える. +% \tokushu{特集のタイトル} + +% 大会論文の場合,\taikai で開催年を指定する.ここで指定した年から +% 大会の回数は計算される. +% \taikai{2009} + +% ここに,使用するパッケージを列挙する. +\usepackage[dvips]{graphics} + +% ユーザが定義したマクロなどはここに置く.ただし学会誌のスタイルの +% 再定義は原則として避けること. + +\begin{document} + +% 論文のタイトル +\title{VNCを用いた授業用画面共有システムの設計と実装} + +% 著者 +% 和文論文の場合,姓と名の間には半角スペースを入れ, +% 複数の著者の間は全角スペースで区切る +% +\author{河野 真治 谷成 雄 大城 信康 +% +% ここにタイトルの英訳を書く +% +\ejtitle{Design and implementation of Screen Sharing System with VNC for lecture} +% +% ここに著者英文表記 (英文の場合は和文表記) および +% 所属 (和文および英文) を書く. +% 複数著者の所属はまとめてよい. +% +\shozoku{Shinji Kono, Yu Taninari, Nobuyasu Oshiro}{琉球大学 工学部情報工学科 並列信頼研究室}% +{Dept.\ of The Department of Information Engineering, University of Ryukyus Concurrency Reliance Laboratory} +%\shozoku{Kazunori Ueda}{早稲田大学理工学部情報学科}% +%{Dept.\ of Information and Computer Science, Waseda University} +% +% 出典情報は \shutten とすれば出力される. +\shutten +% +% 受付年月日,記事カテゴリなどは自動的に生成される. +\uketsuke{2010}{1}{7} +% +% その他,脚注に入れるものがあれば,\note に記述する. +%\note{本ガイドは,旧スタイルファイルとともに配布されていた +%\texttt{sample.tex}をもとに発展させたものである.} +} + +% +% 和文アブストラクト +\Jabstract{% +各クライアントをTree型に接続し, 親が配信したデータをリレーさせることで分散VNCアプリケーションを実装した. +通常のVNCでは配信者へ負荷が集中する設計となっている. 例えば, 大学の講義等でVNCを用いて画面共有を行った時, クライアントの増加に比例して配信者への負荷が増えてしまう. +この問題を解決する為に, Tree構造にクライアントを接続させ, Topのクライアントから子供へデータを送ることでスケーラビリティを持たせた. +その結果, クライアントの数を増やしてもサーバ側への負荷を抑えることができた. +また, VNC Refrectorとの性能比較も行う. +} +% +% 英文アブストラクト (大会和文論文の場合には必要なし) +%\Eabstract{% +%This documentation describes the new version of the +%\texttt{compsoft.sty} document style file. +%This style file can be used to typeset papers in the +%publications of Japan Society of Software Science and Technology. +%} +% +\maketitle + +\section{はじめに} + +日本ソフトウェア科学会では,2009年6月より「コンピュータソフトウェア」誌 +の論文の査読種別として「レター論文」を新設した. +この機会に,「コンピュータソフトウェア」編集委員会は, +\LaTeX \cite{Lamport:LaTeX} 用スタイルファイル \verb|compsoft.sty| を +「コンピュータソフトウェア」誌向けの各種論文 (以下「雑誌論文」と呼ぶ), +および,毎年秋に開催される日本ソフトウェア科学会大会の論文 +(以下「大会論文」と呼ぶ) の両方で共通して利用できるように, +バージョンアップを行った. +これに伴い,大会論文のフォーマットは,従来の大会独自のものから, +雑誌論文に準ずるものに変更した. +本ガイドは,この新しいスタイルファイルの利用方法を解説したものである. + + +\section{tree structure} +今回は、ホストに対しクライアントがツリー状に繋がっていくように実装した。ツリーの構成は以下の手順で行う。 + \begin{enumerate} + \item クライアントが接続する際、ホストに接続をしているプロキシ(今後このプロキシのことをトップと記述する)に接続する。 + \item トップはクライアントにどこに接続すれば良いかを知らせる。(このときに親の番号と自分の番号それからリーダーであるかどうかを一緒に知らせる) + \item クライアントはトップから指定されたノードに接続を行う。 + \end{enumerate} + +\section{treeの再構成} +今回の実装はクライアントがツリー状に繋がっているので、親ノードが落ちると子ノードも一緒に落ちてしまう。そこで、treeの再構成が必要になる。 +\begin{enumerate} + \item 親ノードが落ちた際に、子ノードの中で一番若い番号の子ノードがトップに対して自分の親ノードが落ちたことを報告する。(親ノードの番号を知らせる) + \item トップは木の番号が一番大きいノードに対して1で報告を受けた親ノードの代わりになるように命令を出す。$\\$ + \item 親ノードがいなくなった子ノードたちはトップに対して、2で新しく繋がった親ノードのIPアドレスを教えてもらいそのアドレスに対して接続をおこなう。 +上記の構成の場合、一つのノードが落ちた場合に再接続を行うノードは2分木の場合3ノードである。 + \end{enumerate} + + +\begin{figure}[tb] +\begin{center} +\scalebox{0.80}{\includegraphics{fig/reconnection.eps}} +\end{center} +\caption{1番の木が落ちたときの再接続の処理} +\label{figure:splaying} +\end{figure} + + + + + + +\section{参考文献の参照} + + +\section{参考文献リスト} + + +\section{謝辞} + +謝辞は,参考文献の前に,次のように書く. + +\begin{verbatim} + {\bf 謝辞}\ 本論文の初期の版について議論して + いただいた A 氏に感謝する. +\end{verbatim} + +% \begin{adjustvboxheight} % needed only when Appendix follows +\begin{thebibliography}{9} +\bibitem{Lamport:LaTeX} +Lamport, L. : \textit{A Document Preparation System +{\LaTeX} User's Guide \& Reference Manual}, +Addison-Wesley, Reading, Massachusetts,1986. +\end{thebibliography} +%\end{adjustvboxheight} % needed only when Appendix follows + +\end{document}
--- a/yuu-jsst.tex Mon Aug 08 19:05:30 2011 +0900 +++ /dev/null Thu Jan 01 00:00:00 1970 +0000 @@ -1,156 +0,0 @@ -% Sample file for the use of compsoft style file. -% -%\documentclass[T]{compsoft} -\documentclass[K,L]{compsoft} -% -% その他の optional argument については,compsoft.sty の旧版を -% 参照のこと. - -% Preamble -% -% 「コンピュータソフトウェア」誌に掲載される論文の場合,次で -% 巻数,号数,開始ページ,終了ページを指定する. -\volNoPp{27}{0}{1}{5} - -% ワークショップによる推薦論文の場合,ワークショップ名を指定する. -% \suisen{ワークショップ名} - -% 特集の場合,特集のタイトルを与える. -% \tokushu{特集のタイトル} - -% 大会論文の場合,\taikai で開催年を指定する.ここで指定した年から -% 大会の回数は計算される. -% \taikai{2009} - -% ここに,使用するパッケージを列挙する. -\usepackage[dvips]{graphics} - -% ユーザが定義したマクロなどはここに置く.ただし学会誌のスタイルの -% 再定義は原則として避けること. - -\begin{document} - -% 論文のタイトル -\title{VNCを用いた授業用画面共有システムの設計と実装} - -% 著者 -% 和文論文の場合,姓と名の間には半角スペースを入れ, -% 複数の著者の間は全角スペースで区切る -% -\author{河野 真治 谷成 雄 大城 信康 -% -% ここにタイトルの英訳を書く -% -\ejtitle{Design and implementation of Screen Sharing System with VNC for lecture} -% -% ここに著者英文表記 (英文の場合は和文表記) および -% 所属 (和文および英文) を書く. -% 複数著者の所属はまとめてよい. -% -\shozoku{Shinji Kono, Yu Taninari, Nobuyasu Oshiro}{琉球大学 工学部情報工学科 並列信頼研究室}% -{Dept.\ of The Department of Information Engineering, University of Ryukyus Concurrency Reliance Laboratory} -%\shozoku{Kazunori Ueda}{早稲田大学理工学部情報学科}% -%{Dept.\ of Information and Computer Science, Waseda University} -% -% 出典情報は \shutten とすれば出力される. -\shutten -% -% 受付年月日,記事カテゴリなどは自動的に生成される. -\uketsuke{2010}{1}{7} -% -% その他,脚注に入れるものがあれば,\note に記述する. -%\note{本ガイドは,旧スタイルファイルとともに配布されていた -%\texttt{sample.tex}をもとに発展させたものである.} -} - -% -% 和文アブストラクト -\Jabstract{% -各クライアントをTree型に接続し, 親が配信したデータをリレーさせることで分散VNCアプリケーションを実装した. -通常のVNCでは配信者へ負荷が集中する設計となっている. 例えば, 大学の講義等でVNCを用いて画面共有を行った時, クライアントの増加に比例して配信者への負荷が増えてしまう. -この問題を解決する為に, Tree構造にクライアントを接続させ, Topのクライアントから子供へデータを送ることでスケーラビリティを持たせた. -その結果, クライアントの数を増やしてもサーバ側への負荷を抑えることができた. -また, VNC Refrectorとの性能比較も行う. -} -% -% 英文アブストラクト (大会和文論文の場合には必要なし) -%\Eabstract{% -%This documentation describes the new version of the -%\texttt{compsoft.sty} document style file. -%This style file can be used to typeset papers in the -%publications of Japan Society of Software Science and Technology. -%} -% -\maketitle - -\section{はじめに} - -日本ソフトウェア科学会では,2009年6月より「コンピュータソフトウェア」誌 -の論文の査読種別として「レター論文」を新設した. -この機会に,「コンピュータソフトウェア」編集委員会は, -\LaTeX \cite{Lamport:LaTeX} 用スタイルファイル \verb|compsoft.sty| を -「コンピュータソフトウェア」誌向けの各種論文 (以下「雑誌論文」と呼ぶ), -および,毎年秋に開催される日本ソフトウェア科学会大会の論文 -(以下「大会論文」と呼ぶ) の両方で共通して利用できるように, -バージョンアップを行った. -これに伴い,大会論文のフォーマットは,従来の大会独自のものから, -雑誌論文に準ずるものに変更した. -本ガイドは,この新しいスタイルファイルの利用方法を解説したものである. - - -\section{tree structure} -今回は、ホストに対しクライアントがツリー状に繋がっていくように実装した。ツリーの構成は以下の手順で行う。 - \begin{enumerate} - \item クライアントが接続する際、ホストに接続をしているプロキシ(今後このプロキシのことをトップと記述する)に接続する。 - \item トップはクライアントにどこに接続すれば良いかを知らせる。(このときに親の番号と自分の番号それからリーダーであるかどうかを一緒に知らせる) - \item クライアントはトップから指定されたノードに接続を行う。 - \end{enumerate} - -\section{treeの再構成} -今回の実装はクライアントがツリー状に繋がっているので、親ノードが落ちると子ノードも一緒に落ちてしまう。そこで、treeの再構成が必要になる。 -\begin{enumerate} - \item 親ノードが落ちた際に、子ノードの中で一番若い番号の子ノードがトップに対して自分の親ノードが落ちたことを報告する。(親ノードの番号を知らせる) - \item トップは木の番号が一番大きいノードに対して1で報告を受けた親ノードの代わりになるように命令を出す。$\\$ - \item 親ノードがいなくなった子ノードたちはトップに対して、2で新しく繋がった親ノードのIPアドレスを教えてもらいそのアドレスに対して接続をおこなう。 -上記の構成の場合、一つのノードが落ちた場合に再接続を行うノードは2分木の場合3ノードである。 - \end{enumerate} - - -\begin{figure}[tb] -\begin{center} -\scalebox{0.80}{\includegraphics{fig/reconnection.eps}} -\end{center} -\caption{1番の木が落ちたときの再接続の処理} -\label{figure:splaying} -\end{figure} - - - - - - -\section{参考文献の参照} - - -\section{参考文献リスト} - - -\section{謝辞} - -謝辞は,参考文献の前に,次のように書く. - -\begin{verbatim} - {\bf 謝辞}\ 本論文の初期の版について議論して - いただいた A 氏に感謝する. -\end{verbatim} - -% \begin{adjustvboxheight} % needed only when Appendix follows -\begin{thebibliography}{9} -\bibitem{Lamport:LaTeX} -Lamport, L. : \textit{A Document Preparation System -{\LaTeX} User's Guide \& Reference Manual}, -Addison-Wesley, Reading, Massachusetts,1986. -\end{thebibliography} -%\end{adjustvboxheight} % needed only when Appendix follows - -\end{document}