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author | Nobuyasu Oshiro <dimolto@cr.ie.u-ryukyu.ac.jp> |
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date | Tue, 04 Feb 2014 16:43:38 +0900 |
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--- a/paper/introduciton.tex Mon Feb 03 14:35:15 2014 +0900 +++ b/paper/introduciton.tex Tue Feb 04 16:43:38 2014 +0900 @@ -1,5 +1,17 @@ \chapter{序論} \pagenumbering{arabic} +IT システムが巨大化していくにつれ, 障害発生事例 が社会に与える影響もより大きな物となる. それに伴 い, IT システムにおけるディペンダビリティへの注目 が増し +そこで, DEOS プロジェクトは IT システムにおけ るディペンダビリティを担保する技術体系をまとめ, 制度化, さらには事業化を目指している. DEOS プロ ジェクトは 2006 年に独立行政法人科学技術機構 (JST) は CREST プログラムの 1 つとして始まったプロジェ クトて. DEOS プロジェクトは, 変化し続ける 目的や環境の中でシステムを適切に対応させ, 継続的 にユーザが求めるサービスを提供することができるシ ステムの構築法を開発することを目標としてい. + +DEOS プロセスにおいて, 全てのデータを保持する D-ADD(DEOS Agreement Description Database) と呼ばれるデータベースがある. +D-ADD はステークホルダ合意と対象システムに存 在するプログラム・コード, 及び対象システムの運用状 態との間の一貫性を常に保つための機構を提. +このようなデータベースは様々なデータを柔軟に格納する必要がある. +例えば, データベーススキーマの頻繁な変化に対応する必要がある. +そのためには木構造を直接使えるデータベースが必須である. +これらのデータベースは, ウェブからアクセスされる. +DEOSはウェブサービスとして捉えることができる. + + ウェブサービスにとってデータベースは必須であり, ウェブサービスの規模 に比例してデータベースへの負荷も大きなものとなっている. そのため, データベースの処理能力の高さはそのままウェブサービスの質にも繋がってくる重要な
--- a/slides/slides.html Mon Feb 03 14:35:15 2014 +0900 +++ b/slides/slides.html Tue Feb 04 16:43:38 2014 +0900 @@ -105,7 +105,7 @@ <p>ウェブサービスにとってデータベースは必須であり、ウェブサービスの規模に比例してデータベースへの負荷も高まる。</p> <p>データベースの処理能力の高さはそのままウェブサービスの質に繋がるため、データベースのスケーラビリティの確保は重要である。</p> <p>スケーラビリティ確保の方法としてデータ分散があるが、分散する方法により性能も変わってくる。</p> - <p>コンテンツマネジメントシステムに合ったスケーラビリティの確保ができるデータベースの開発を行う。</> + <p>ウェブサービスのなかでも、コンテンツマネジメントシステムに合ったスケーラビリティの確保ができるデータベースの開発を行う。</> </div> <div class='slide'> @@ -132,6 +132,9 @@ <li><font color="red">スケールアウト</font>:<br/>汎用的なマシンを複数台用意することで性能アップ</li> </ul> <p>分散システムにおいては<font color="red">スケールアウト</font>によりスケーラビリティを高める</p> + <p style="text-align:center;"> + <img style="" src="./images/scalability.png"> + </p> </div> <div class='slide'> @@ -143,10 +146,7 @@ <br/> <p>ウェブサービスにおいても、どのようなサービスを行うかによってスケーラビリティの確保の仕方も変わってくる。</p> <p>本研究で開発しているデータベースはコンテンツマネジメントシステム(CMS)を対象としている。</p> - <p style="text-align:center;"> - <img style="" src="./images/scalability.png"> - </p> - + <br/> </div> <div class='slide'> @@ -160,6 +160,7 @@ <li>スケールアウトするシステム</li> <p>データ全体の整合性に遅延がある、結果整合性でもよい。書き込みや読み込みを優先としたデータベースが必要。</p> <p>そこで、非破壊的木構造データベースJungleの開発が行われた。</p> + <br/> </div> <div class='slide'> @@ -267,7 +268,7 @@ <p style="text-align:center;"> <img src="./images/distributed_jungle.png"> </p> - <p>Aliceでトポロジーを形成後に、データ編集に使われたオペレーションを他サーバノードに送る。</p> + <p>Aliceでトポロジーを形成後は、データ編集に使われたオペレーションを他サーバノードに送られる。</p> <p>オペレーションを受信したノードはデータ編集を行う。他にサーバが繋がっている場合はそちらにもオペレーションを送る。</p> <br/> <br/> @@ -438,7 +439,7 @@ --> <p>Jungleはリクエストに対し手元にあるデータを返す。そのためノードの数が増えてもレスポンスの早さを維持できる。</p> <p>Cassandraはデータを持っている数台のノードに読み込みに行くという作業が入るためJungleより遅くなってしまう</p> - <p>Jungleは同期を取らないためデータ全体の整合性は落ちるが、分散管理システムを参考にした設計の有用性を示すことができた。</p> + <p>ただしJungleは全て非同期でデータの伝搬を行うため、データ全体の整合性は落ちる</p> </div> <div class='slide'> @@ -453,7 +454,9 @@ <p>Mergeアルゴリズムの1つとして掲示板プログラムにおけるMergeについて設計・実装を行った</p> <p>性能比較の実験のためJungle、Cassandraで利用できる簡易掲示板の作成を行った</p> <p>実験は単体サーバと分散環境下において行い、どちらともCassandraより平均時間が最低でも2倍以上速いという結果を示すことができた。</p> +<!-- <p>特にQUORUMとの差は数十倍になるときもあった。</p> +--> <br/> </div> @@ -501,9 +504,15 @@ <div class='slide'> <h1> - + 分散Key-ValueストアCassandraの特徴 </h1> - + <p>ring型トポロジーを形成。ring上にはHash値があり、書き込むデータのキーのハッシュ値により書き込むノードを決定</p> + <p>1つのデータの複製を最大何とるかというReplication factorの設定がある。</p> + <p>Consistency Levelというデータの読み書きの際に何台のノードから読み書きするかを決定できる</p> + <p>Consistency LevelにはONE,QUORUM,ALLがある。QUORUMはReplication factorの数/2+1 のノードに読み書きする。</p> + <p style="text-align:center;"> + <img style="margin-top:-30px;" src="./images/consistency_quorum.png"> + </p> </div> <div class='slide'>