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describe introduciton
author | Daichi TOMA <toma@cr.ie.u-ryukyu.ac.jp> |
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date | Sun, 19 Jan 2014 10:55:59 +0900 |
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--- a/paper/abstract.tex Sun Jan 19 09:35:05 2014 +0900 +++ b/paper/abstract.tex Sun Jan 19 10:55:59 2014 +0900 @@ -12,7 +12,7 @@ 実際に、Java による実装でも Functional Java 用いて関数型プログラミングスタイルで記述されている。 本研究では、純粋関数型言語 Haskell による Jungle の再実装を行った。 - Haskell を用いることで、表現力や純粋性のメリットを享受することができた。 + Haskell を用いることで、表現力や純粋性のメリットを享受することができる。 Haskell では、高度な型を一からつくり上げることができ、型情報を利用してコンパイル時に多くのエラーを捕捉できる。 また、並列処理において副作用に依存する問題から解放され処理が簡潔になった。 そのうえ、Haskell による実装では、Java による実装と比較して開発期間およびコード行数が非常に短くなるといったメリットもあった。
--- a/paper/chapter1.tex Sun Jan 19 09:35:05 2014 +0900 +++ b/paper/chapter1.tex Sun Jan 19 10:55:59 2014 +0900 @@ -1,4 +1,4 @@ -\chapter{Haskellとは} +\chapter{Haskellとは} \label{ch:haskell} Haskellとは純粋関数型プログラミング言語である。 \section{関数型プログラミング}
--- a/paper/chapter2.tex Sun Jan 19 09:35:05 2014 +0900 +++ b/paper/chapter2.tex Sun Jan 19 10:55:59 2014 +0900 @@ -1,4 +1,4 @@ -\chapter{Haskellによるデータベースの設計} +\chapter{Haskellによるデータベースの設計}\label{ch:design} \section{目標} \section{Haskellで実装するメリット}
--- a/paper/chapter3.tex Sun Jan 19 09:35:05 2014 +0900 +++ b/paper/chapter3.tex Sun Jan 19 10:55:59 2014 +0900 @@ -1,4 +1,4 @@ -\chapter{Haskellによるデータベースの実装} +\chapter{Haskellによるデータベースの実装}\label{ch:impl} \section{Node} \section{Treeの取り扱い}
--- a/paper/chapter4.tex Sun Jan 19 09:35:05 2014 +0900 +++ b/paper/chapter4.tex Sun Jan 19 10:55:59 2014 +0900 @@ -1,4 +1,4 @@ -\chapter{ベンチマーク} +\chapter{ベンチマーク}\label{ch:bench} \section{実験環境} \section{実験}
--- a/paper/conclusion.tex Sun Jan 19 09:35:05 2014 +0900 +++ b/paper/conclusion.tex Sun Jan 19 10:55:59 2014 +0900 @@ -1,4 +1,4 @@ -\chapter{結論} \label{chapter:conclusion} +\chapter{結論} \label{ch:conclusion} \section{まとめ} まとめ
--- a/paper/introduciton.tex Sun Jan 19 09:35:05 2014 +0900 +++ b/paper/introduciton.tex Sun Jan 19 10:55:59 2014 +0900 @@ -1,5 +1,32 @@ -\chapter{序論} +\chapter{序論} \label{ch:introduction} \pagenumbering{arabic} \section{研究背景と目的} -研究背景と目的 +ブロードバンド環境やモバイル端末の普及により、ウェブサービスの利用者数は急激に伸びている。 +リクエスト数の増加を予想することは困難であり、負荷が増大した場合に容易に拡張できるスケーラビリティが求められる。 +ここでいうスケーラビリティとは、利用者や負荷の増大に対し、単なるリソースの追加のみでサービスの質を維持することのできる性質のことである。 + +ウェブサービスにおけるスケーラビリティを実現するための難点の一つとして、データベースが挙げられる。 +本研究の目的は、スケーラビリティを実現するデータベースの実装である。 +ウェブサービスにおけるスケーラビリティを実現するためには、並列にデータにアクセスできる設計が必要となる。 +本研究では、並列にデータへアクセスする手法として、非破壊的木構造を利用する。 +非破壊的木構造では、排他制御をせずにデータを読むことが可能でありスケーラビリティを確保できる。 + +データベースの実装には、純粋関数型言語 Haskell を用いる。 +Haskell を用いることで、表現力や純粋性のメリットを享受することができる。 +Haskell では、高度な型を一からつくり上げることができ、型情報を利用してコンパイル時に多くのエラーを捕捉できる。 +また、並列処理において副作用に依存する問題から解放され処理が簡潔になるといったメリットがあった。 + +本研究で実装したデータベースを用いて、簡易掲示板システムを開発し、既存の Java による非破壊的木構造データベースと性能比較を行う。 + +\newpage + +\section{本論文の構成} + +本論文では、データベースの開発によって得られた知見について述べる。 + +第\ref{ch:haskell}章では、純粋関数型言語 Haskell の特徴及び Haskell を用いた並列プログラミングについて述べる。 +第\ref{ch:design}章では、非破壊的木構造を用いたスケーラビリティ確保の方法について考察し、Haskellを用いたデータベースの設計について述べる。 +第\ref{ch:impl}章では、Haskellを用いた非破壊的木構造データベースの実装と、その利用方法について述べる。 +第\ref{ch:bench}章では、実装したデータベースのベンチマークを行う。 +簡易掲示板システムを開発し、既存の Java との性能比較を行う。