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author | Yasutaka Higa <e115763@ie.u-ryukyu.ac.jp> |
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date | Fri, 06 Feb 2015 15:41:43 +0900 |
parents | |
children | 76ce5bb18092 |
rev | line source |
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4 | 1 \chapter{研究目的} |
2 本研究ではプログラムの信頼性の向上を目標とする。 | |
3 | |
4 プログラムの信頼性とはプログラムが正しく動く保証性であり、信頼性は多くの原因により損なわれる。 | |
5 例えば仕様が未定義の挙動によってプログラムが停止することや、プログラムに記述した誤った条件式よる異なる計算結果、実行環境やパラメタの変化に対応できずに正しくない動作が引き起されることなどがある。 | |
6 信頼性を低下させる原因が増えるタイミングの多くはプログラムを変更した時であると考えた。 | |
7 | |
8 本研究ではプログラムの変更を Monad を用いて形式化する。 | |
9 プログラムの変更を形式化することにより、プログラムの信頼性が損なわれる変更を定義する。 | |
10 信頼性を保ちながら開発するための手法や、変更を形式的に行なうことによって可能となる信頼性の解析などを提案する。 | |
11 また、形式化した論理の観点からプログラムの変更が持つ性質などを解析し、ソフトウェア開発手法の指針を提案する。 |