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author | mir3636 |
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date | Wed, 15 Feb 2017 21:48:16 +0900 |
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--- a/final_main/chapter3.tex Wed Feb 15 20:32:30 2017 +0900 +++ b/final_main/chapter3.tex Wed Feb 15 21:48:16 2017 +0900 @@ -41,7 +41,7 @@ interface を記述することで Context から Code Gear が呼び出せるようになった。 create は関数呼び出しで呼び出され、interface と impliment の初期化と Code Gear のポインタの設定を行う。 -return で interface を返し、その先で interface で指定した Code Gear へ継続できるようになった。 +return で interface を返し、その先で指定した Code Gear へ継続できるようになる。 \begin{lstlisting}[frame=lrbt,label=interface,caption={interface}] typedef struct Stack<Impl>{
--- a/final_pre/finalPre.tex Wed Feb 15 20:32:30 2017 +0900 +++ b/final_pre/finalPre.tex Wed Feb 15 21:48:16 2017 +0900 @@ -132,8 +132,40 @@ \label{fig:gearsos} \end{figure} +\section{Context} +Gears OS では Context と呼ばれる接続可能な Code/Data Gear のリスト、Temporal Data Gear のためのメモリ空間等を持っている Meta Data Gear である。 +Gears OS は必要な Code/Data Gear に参照したい場合、この Context を通す必要がある。 +メインとなる Context と Worker 用の Context がある。 +Temporal Data Gear のためのメモリ空間は Context 毎に異なり、互いに干渉することはできない。 +Context は Task でもあり、TaskManager によって Context が生成され CPUWorker へ送られる。 +Worker に渡された Task である Context の Input/Output Data Gear の依存関係が解決されたものから並列実行される。 +\section{interface の記述} +interface を記述することで Context から Code Gear が呼び出せるようになった。 +create は関数呼び出しで呼び出され、interface と impliment の初期化と Code Gear のポインタの設定を行う。 +return で interface を返し、その先で interface で指定した Code Gear へ継続できるようになった。 + +\section{Gearef、GearImpl} +Context には Allocation 等で生成した Data Gear へのポインタが格納されている。 +Code Gear が Context にアクセスする際、ポインタを使用してデータを取り出すためコードが煩雑になってしまう。 +そこで Code Gear がデータを参照するための Gearef というマクロを定義した。 +Gearef に Context と型を渡すことでデータの参照が行える。 +また impliment を参照する際も、ポインタでの記述が複雑になってしまうため 同様に GearImpl を定義した。 +GearImpl は Context と interface 名、interface の変数名を指定して参照する。 + +\section{stub Code Gear} +Code Gear が必要とする Data Gear を取り出す際に Context を通す必要がある。 +しかし、Context を直接扱うのはセキュリティ上好ましくない。 +そこで Context から必要なデータを取り出して Code Gear に接続する stub Code Gear を定義し、これを介して間接的に必要な Data Gear にアクセスする。 +stub Code Gear は Code Gear が Code Gear へと継続する間に挟まれる。 +必要とする Data Gear を Context から取り出すという処理を行うものである。 +stub Code Gear は Code Gear 毎に生成される。 + +\section{Context, stub の自動生成} +Gears OS では通常の Computation の他に Context や stub などの Meta Computation を記述する必要がある。 +Gears OS を現在の CbC の機能のみを用いて記述すると Context や stub Code Gear の記述を行わなくてはならず、これには多くの労力を要する。 +そのため、この記述を助けるために Context を生成する generate\_context と stub Code Gear を生成する generate\_stub を perl スクリプトで作成した。 \nocite{*}