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author tatsuki
date Wed, 01 Feb 2017 08:25:09 +0900 (2017-01-31)
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1 \chapter{Jungleを使ったアプリケーション}
2 本章では、Jungleを使用した例題アプリケーションを記述する。
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5 \section{Jungle Tree ブラウザ}
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7 Jungleの木に対する変更において、{\tt JungleTreeEditor}クラスを用いる方法はプログラム上では便利だが、手動で変更するのには向いていない。
8 よって、組み込みWEBサーバーであるJettyを使用し、Servletとして木の表示と編集を実現した。
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10 \subsection{木構造の表示}
11 JungleTreeブラウザにおいて、Jungle DBはWEBサーバー内に存在し、それから表示に必要なHTMLを生成してブラウザに転送する。
12 %図\ref{printNode}は、サーバからデータを送り、ブラウザ上でノードを可視化するまでの流れである。
13 この流れは、Jungleの{\tt NodePath}の処理を除けば通常のデータベースのレコードの表示と同等である。
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15 編集するノードのパスはURLで記述されている。例えば、
16 {\small
17 \verb! http://localhost/showBoardMessage?!
18 \verb! bname=Layout&path=-1,0,2!
19 }
20 などとなる。
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22 以下にJungleTreeブラウザを用いて、ノードを表示するまでの流れを記述する。
23 \begin{enumerate}
24 \item ユーザーは表示したいノードのパスをURLでJungleTreeブラウザに送る。
25 \item JungleTreeブラウザは、WEBサーバ内にあるJungleから、対応した木を取得する。
26 \item JungleTreブラウザは、パスで指定した位置のノードを木から取得する。
27 \item 取得したノードの中身を、JungleTreeブラウザが表示する。
28 \end{enumerate}
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31 \subsection{Jungle Tree ブラウザを使った木の編集}
32 %図\ref{JungleEdit}はブラウザを用いたJungleの木の更新の流れである。
33 以下にJungle Treeブラウザを用いた木の編集の流れを示す。
34 \begin{enumerate}
35 \item ユーザーはJungleTreeブラウザで編集したいノードを表示するページに移動する 。
36 \item ユーザーはJungleTreeブラウザに木の変更要求を送る。
37 \item JungleTreeブラウザはWebサーバー内にあるJungleから、対応した木を取得する。
38 \item 編集を行う木から、{\tt JungleTreeEditor}クラスを取得し、木の変更を行う。
39 \item 木の変更をJungleにコミットする。
40 \item 木の変更の結果を表示する。
41 \end{enumerate}
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43 パスを使用することにより、木の変更をRestfulに行うことができるように見えるが、木のパスは特定の木の版に固有のものである。
44 ブラウザとWEBサーバは、セッションで結合されており、そのセッションが同じ版の木を編集していれば問題なく成功する。
45 ただし、編集し終わった時に、他の編集が割り込んでいたら、その編集は無効となる。
46 %この点が既存のRDBとは異なる。
47 また巨大な木を操作する時には、Pathを直接URLに含むことはできないので、他の工夫が必要になると考えられる。
48 このアプリケーションでは任意の木を取り扱うので、木の大きさの現実的な制限を除けば木の設計の問題はない。
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