Mercurial > hg > Papers > 2017 > tatsuki-master
comparison jungleTreeBrowser.tex @ 8:c1d7270965c5
add databases.tex jungleTreeBrowser renderingEngine.tex
author | tatsuki |
---|---|
date | Wed, 01 Feb 2017 08:25:09 +0900 (2017-01-31) |
parents | |
children |
comparison
equal
deleted
inserted
replaced
7:c1b81e802b25 | 8:c1d7270965c5 |
---|---|
1 \chapter{Jungleを使ったアプリケーション} | |
2 本章では、Jungleを使用した例題アプリケーションを記述する。 | |
3 | |
4 | |
5 \section{Jungle Tree ブラウザ} | |
6 | |
7 Jungleの木に対する変更において、{\tt JungleTreeEditor}クラスを用いる方法はプログラム上では便利だが、手動で変更するのには向いていない。 | |
8 よって、組み込みWEBサーバーであるJettyを使用し、Servletとして木の表示と編集を実現した。 | |
9 | |
10 \subsection{木構造の表示} | |
11 JungleTreeブラウザにおいて、Jungle DBはWEBサーバー内に存在し、それから表示に必要なHTMLを生成してブラウザに転送する。 | |
12 %図\ref{printNode}は、サーバからデータを送り、ブラウザ上でノードを可視化するまでの流れである。 | |
13 この流れは、Jungleの{\tt NodePath}の処理を除けば通常のデータベースのレコードの表示と同等である。 | |
14 | |
15 編集するノードのパスはURLで記述されている。例えば、 | |
16 {\small | |
17 \verb! http://localhost/showBoardMessage?! | |
18 \verb! bname=Layout&path=-1,0,2! | |
19 } | |
20 などとなる。 | |
21 | |
22 以下にJungleTreeブラウザを用いて、ノードを表示するまでの流れを記述する。 | |
23 \begin{enumerate} | |
24 \item ユーザーは表示したいノードのパスをURLでJungleTreeブラウザに送る。 | |
25 \item JungleTreeブラウザは、WEBサーバ内にあるJungleから、対応した木を取得する。 | |
26 \item JungleTreブラウザは、パスで指定した位置のノードを木から取得する。 | |
27 \item 取得したノードの中身を、JungleTreeブラウザが表示する。 | |
28 \end{enumerate} | |
29 | |
30 | |
31 \subsection{Jungle Tree ブラウザを使った木の編集} | |
32 %図\ref{JungleEdit}はブラウザを用いたJungleの木の更新の流れである。 | |
33 以下にJungle Treeブラウザを用いた木の編集の流れを示す。 | |
34 \begin{enumerate} | |
35 \item ユーザーはJungleTreeブラウザで編集したいノードを表示するページに移動する 。 | |
36 \item ユーザーはJungleTreeブラウザに木の変更要求を送る。 | |
37 \item JungleTreeブラウザはWebサーバー内にあるJungleから、対応した木を取得する。 | |
38 \item 編集を行う木から、{\tt JungleTreeEditor}クラスを取得し、木の変更を行う。 | |
39 \item 木の変更をJungleにコミットする。 | |
40 \item 木の変更の結果を表示する。 | |
41 \end{enumerate} | |
42 | |
43 パスを使用することにより、木の変更をRestfulに行うことができるように見えるが、木のパスは特定の木の版に固有のものである。 | |
44 ブラウザとWEBサーバは、セッションで結合されており、そのセッションが同じ版の木を編集していれば問題なく成功する。 | |
45 ただし、編集し終わった時に、他の編集が割り込んでいたら、その編集は無効となる。 | |
46 %この点が既存のRDBとは異なる。 | |
47 また巨大な木を操作する時には、Pathを直接URLに含むことはできないので、他の工夫が必要になると考えられる。 | |
48 このアプリケーションでは任意の木を取り扱うので、木の大きさの現実的な制限を除けば木の設計の問題はない。 | |
49 |