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1 % 今後の課題
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2 %\input{/Users/e155753/.tex/setup}
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4 %%文書開始****************************
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5 \begin{document}
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7 \chapter{評価}
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9 本研究では, 実際にコンセンサスアルゴリズムPaxosを分散環境上で実行した. 分散環境上で動かすため, JobSchedulerの一種であるTorque Resource Manager(Torque)を使った. ここではTorqueとはなにか, どのような目的で評価をしたかを述べる.
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11 \section{Torqueとは}
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13 PCクラスタ上でプログラムの実験を行う際には, 他のプログラムとリソースを取り合う懸念がある. それを防ぐためにTorqueを使用する. Torqueはjobという単位でプログラムを管理し, リソースを確保できたら実行する. jobはqsubというコマンドを使って複数登録することができる. また, 実行中の様子もqstatというコマンドを打つことで監視ができる.
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16 Torqueには主に3つのNodeの種類がある.
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18 \begin{description}
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19 \item[Master Node] pbs\_serverを実行しているノード. 他のノードの役割とも併用できる.
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20 \item[Submit/Interactive Nodes] クライアントがjobを投入したり監視したりするノード. qsubやqstatのようなクライアントコマンドが実行できる.
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21 \item[Computer Nodes] 投入されたjobを実際に実行するノード. pbs\_momが実行されており, それによってjobをstart, kill, 管理する.
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22 \end{description}
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24 今回は図\ref{fig:kvm}のように, 学科のKVM上にMaster Node, Submit/Interactive Nodeの役割を持つVM1台と, Computer Nodesとして15台のVMを用意し, jobの投入を行った.
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26 \begin{figure}[H]
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27 \centering
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28 \fbox{
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29 \includegraphics[scale=0.5]{./images/kvm.pdf}
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30 }
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31 \caption{実験環境}
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32 \label{fig:kvm}
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33 \end{figure}
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35 jobはシェルスクリプトの形で与えることができる. ソースコード\ref{code:torque-example}を例としてあげる.
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37 \lstinputlisting[caption=torque-example.sh,label=code:torque-example]{./src/torque-example.sh}
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40 「\#PBS オプション」とすることにより実行環境を設定できる. 使用できるオプションは参考文献\cite{qsub-doc}に書かれてある. 例として, ノード数10(vm0からvm9まで), jobの名前を「ExmpleJob」という形で実行した. その結果を
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47 %%文書終了****************************
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48 \end{document} |