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author akahori
date Fri, 15 Feb 2019 18:20:41 +0900
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3 %%文書開始**************************** 3 %%文書開始****************************
4 \begin{document} 4 \begin{document}
5 %%************************************** 5 %%**************************************
6 \chapter{ブロックチェーンについて} 6 \chapter{ブロックチェーンについて}
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8 ブロックチェーンとは分散型台帳技術とも呼ばれ, 複数のトランザクションをまとめたブロック, そのブロックをハッシュによって繋げ, 前後関係を表した台帳というものを, システムに参加しているすべてのノードが保持する技術である. ブロックチェーンにはパブリック型とコンソーシアム型の2種類がある. パブリック型は不特定多数のノードを対象にしており, コンソーシアム型は管理者が許可したノードが参加している. 8 ブロックチェーンとは分散型台帳技術とも呼ばれ, 複数のトランザクションをまとめたブロック, そのブロックをハッシュによって繋げ, 前後関係を表した台帳というものを, システムに参加しているすべてのノードが保持する技術である. ブロックチェーンにはパブリック型とコンソーシアム型の2種類がある. パブリック型は不特定多数のノードを対象にしており, コンソーシアム型は管理者が許可したノードが参加している.
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10 \section{ブロックとその構造} 10 \section{ブロックとその構造}
11 ブロックチェーンにおけるブロックは, 複数のトランザクションをまとめたものである. ブロックの構造は使用するコンセンサスアルゴリズムによって変わるが, 基本的な構造としては次のとおりである. 11 ブロックチェーンにおけるブロックは, 複数のトランザクションをまとめたものである. ブロックの構造は使用するコンセンサスアルゴリズムによって変わるが, 基本的な構造としては次のとおりである.
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13 \begin{itemize} 13 \begin{itemize}
14 \item BlockHeader 14 \item BlockHeader
20 \item TransactionList 20 \item TransactionList
21 \end{itemize} 21 \end{itemize}
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23 BlockHeaderには, 前のブロックをハッシュ化したもの, トランザクションをまとめたmerkle treeのrootのhash, このブロックを生成したtimeとなっている. 23 BlockHeaderには, 前のブロックをハッシュ化したもの, トランザクションをまとめたmerkle treeのrootのhash, このブロックを生成したtimeとなっている.
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25 previous block hashは, 前のブロックのパラメータを並べて, hash貸したものである. それが連なっていることで, 図のようなhash chainとして, ブロックがつながっている.
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26 \section{トランザクションとその構造} 30 \section{トランザクションとその構造}
27 トランザクションとはデータのやり取りを行った記録の最小単位である. トランザクションの構造は次のとおりである. 31 トランザクションとはデータのやり取りを行った記録の最小単位である. トランザクションの構造は次のとおりである.
28 \begin{itemize} 32 \begin{description}
29 \item data 33 \item[TransactionHash] トランザクションをハッシュ化したもの.
30 \item input transactions 34 \item[data] データ.
31 \item output transactions 35 \item[sendAddress] 送り元のアドレスを指す.
32 \item signature 36 \item[recieveAddress] 送り先のアドレスを指す.
33 \end{itemize} 37 \item[signature] 署名.
38 \end{description}
34 39
35 input transactionsはdataの 40
36 output transaction 41 \section{}
37 42
38 43
39 44
40 45
41 46