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author | akahori |
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date | Fri, 15 Feb 2019 18:20:41 +0900 |
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%\input{/Users/e155753/.tex/setup} %%文書開始**************************** \begin{document} %%************************************** \chapter{ブロックチェーンについて} ブロックチェーンとは分散型台帳技術とも呼ばれ, 複数のトランザクションをまとめたブロック, そのブロックをハッシュによって繋げ, 前後関係を表した台帳というものを, システムに参加しているすべてのノードが保持する技術である. ブロックチェーンにはパブリック型とコンソーシアム型の2種類がある. パブリック型は不特定多数のノードを対象にしており, コンソーシアム型は管理者が許可したノードが参加している. \ \section{ブロックとその構造} ブロックチェーンにおけるブロックは, 複数のトランザクションをまとめたものである. ブロックの構造は使用するコンセンサスアルゴリズムによって変わるが, 基本的な構造としては次のとおりである. \begin{itemize} \item BlockHeader \begin{itemize} \item previous block hash \item merkle root hash \item time \end{itemize} \item TransactionList \end{itemize} BlockHeaderには, 前のブロックをハッシュ化したもの, トランザクションをまとめたmerkle treeのrootのhash, このブロックを生成したtimeとなっている. previous block hashは, 前のブロックのパラメータを並べて, hash貸したものである. それが連なっていることで, 図のようなhash chainとして, ブロックがつながっている. \section{トランザクションとその構造} トランザクションとはデータのやり取りを行った記録の最小単位である. トランザクションの構造は次のとおりである. \begin{description} \item[TransactionHash] トランザクションをハッシュ化したもの. \item[data] データ. \item[sendAddress] 送り元のアドレスを指す. \item[recieveAddress] 送り先のアドレスを指す. \item[signature] 署名. \end{description} \section{} %%文書終了**************************** \end{document}