Mercurial > hg > Papers > 2019 > ikki-midterm
changeset 14:7fd68bc45b58 default tip
tweak
author | ichikitakahiro <e165713@ie.u-ryukyu.ac.jp> |
---|---|
date | Wed, 23 Oct 2019 16:46:51 +0900 |
parents | f0c61d2a3836 |
children | |
files | mid-thesis.pdf mid-thesis.tex |
diffstat | 2 files changed, 1 insertions(+), 1 deletions(-) [+] |
line wrap: on
line diff
--- a/mid-thesis.tex Wed Oct 23 16:35:16 2019 +0900 +++ b/mid-thesis.tex Wed Oct 23 16:46:51 2019 +0900 @@ -56,7 +56,7 @@ \section{複数人によるファイルの同時編集} 情報社会の発展に伴い、特定の場所に赴かずとも仕事を行うことができるリモートワークや、互いのいる場所を問わず画面越しに対話が行える遠隔会議といった取り組みが注目されている。 -これらの取り組みをより発展させる方法としてremote editorの開発を行うことにした。remote editorとは異なるマシン上のtext editorを接続しリアルタイムに同期することでひとつのファイルを複数人で操作するものである。プログラミング教育や共同開発に行われる手法としてペアプログラミングが挙げられる。remote editorを実装し、共通のファイルを複数人で同時に操作を可能にすることによりペアプログラミングの効能をより高められると考えた。しかし一人ひとりが使うプログラミングに用いられるエディタは膨大な数が存在する。共同で編集するユーザが環境を合わせる必要なく、自分の慣れ親しんだ環境で編集できるように異なるエディタ間での同期が行えるような機能を実現する。 +これらの取り組みをより発展させる方法としてremote editorの開発を行うことにした。remote editorとは異なるマシン上のtext editorを接続しリアルタイムに同期することで異なる複数のeditorで操作するものである。プログラミング教育や共同開発に行われる手法としてペアプログラミングが挙げられる。remote editorを実装し、共通のファイルを複数人で同時に操作を可能にすることによりペアプログラミングの効能をより高められると考えた。しかし一人ひとりが使うプログラミングに用いられるエディタは膨大な数が存在する。共同で編集するユーザが環境を合わせる必要なく、自分の慣れ親しんだ環境で編集できるように異なるエディタ間での同期が行えるような機能を実現する。 先行研究\cite{rep}ではネットワークをリング型で構成しトークンを巡回させていたが、ノードごとの整合性の確立が難しい、ネットワーク全体の障害に対する脆弱性の弱さといった問題点が見られた。これらの反省点を踏まえ本研究ではスター型ネットワークを用いることでremote editorの障害耐性を高める。また新しく、当研究室で開発している分散フレームワークChristieを用いることにより、エディタ間の通信の構成を行い実用性の検討を行う。