view tex/hoare.tex @ 3:b124f02ea3f1

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author soto@cr.ie.u-ryukyu.ac.jp
date Wed, 09 Sep 2020 22:07:32 +0900
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\section{Hoare Logic}
	Hoare Logic とは C.A.R Hoare、 R.W Floyd が考案したプログラムの検証の手法である。
	これは、「プログラムの事前条件(P)が成立しているとき、コマンド(C)実行して停止すると事後条件(Q)が成り立つ」
	というもので、CbCの実行を継続するという性質に非常に相性が良い。
	Hoare Logic を表記すると以下のようになる。
    {P} C {Q}
	この3つ組は Hoare Triple と呼ばれる。

	Hoare Triple の事後条件を受け取り異なる条件を返す別の Hoare Triple を繋げることでプログラムを記述していく。

	Hoare Logic の検証では、「条件がすべて正しく接続されている」かつ「コマンドが停止する」ことが必要である。
	これらを満たし、事前条件から事後条件を導けることを検証することで Hoare Logic の健全性を示すことができる。