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changeset 22:2fbf464df384
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author | ichikitakahiro <e165713@ie.u-ryukyu.ac.jp> |
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date | Thu, 06 May 2021 15:48:14 +0900 |
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--- a/Paper/paper.tex Thu May 06 00:00:26 2021 +0900 +++ b/Paper/paper.tex Thu May 06 15:48:14 2021 +0900 @@ -149,7 +149,7 @@ } \end{lstlisting} -Code\ref{src:cbc_example}の状態遷移図を図\ref{fig:dispatch}に示す。 +Code\ref{src:cbc_example}の状態遷移図を図\ref{fig:cgdg}に示す。 図中の\texttt{cbc\_read}などは、 \texttt{read}システムコールを実装しているCodeGearの集合である。 @@ -159,7 +159,7 @@ しかし, 実際にはCodeGearから別のCodeGearへの遷移にはデータの整合性の確認などのメタ計算が必要となる. コード間の遷移に必要となるメタ計算は, MetaCodeGearと呼ばれるCodeGearごとに実装されたCodeGearで行う. -MetaCodeGearで参照されるDataGearをMetaDataGear呼び, また, CodeGearの直前に実行されるMetaCodeGearをStubCodeGearと呼ぶ. +MetaCodeGearで参照されるDataGearをMetaDataGearと呼び, また, CodeGearの直前に実行されるMetaCodeGearをStubCodeGearと呼ぶ. これらMeta計算部分を含めたCodeGearの遷移とDataGearの関係性を図示すると図\ref{fig:meta-cgdg} の下段の形に表せる. CordGearの実行前後に実行されるMetaCodeGearや入出力のDataGearをMetaDagaGearから取り出すなどのメタ計算が加わる. MetaCodeGearは詳細な処理の変更や, スクリプトに問題がある場合を除き, プログラマが直接実装する必要がなく, GearsOSが持つPerlスクリプトにより, GearsOSがビルドされる際に生成される. @@ -285,26 +285,24 @@ \section{Gearを用いたファイルシステムの構成} -Chrsitieの構成の一部をGearsOSに実装し, ファイルシステムの構築を行いたい. -ファイルシステム構築の際に重要となる, Christie の持つ機能として以下が挙げられる. -\begin{description} -\item[DataGearのKeyのシステム] DataGear(変数データ)をkey名と紐付けする. -\item[DataGearに対するAPI] 任意のkeyに対してDataGearを送信, 参照するためのコマンドを指す. Take, Peek, putなどが挙げられる. -\item[DataGearManager] DataGearとKeyのペアを保持しておくためのプール. Remote先のDGMとLocalなDGMの二つに区分できる. -\item[TopologyManager] 参加を表明したノードを任意の形のTopologyに接続する機能. -\end{description} +Christieの分散ファイルシステムをWordCount例題を通して構築する. +WordCount例題とは指定したファイルの中身の文字列を読み取り, 文字数と行列数, 加えて文字列を出力すると言う例題である. +CbCで記述した場合のWordCountプログラムの遷移図を示した図を図\ref{fig:WCGearbox}に示す. +WordCountの例題は大きく分けて, 指定した名前のファイルをFIle構造体としてOpenするFileOpenスレッド, ファイル構造体を受け取り文字列(word)を表示し文字数(bytes)と行数(lines)をCountUpするWordCountスレッドの二つのCodeGearで記述することができる. +図\ref{fig:WCGearbox}で示したWordCountの遷移図はFileをオープンしたCGとWordCountのCGを巡回することにより, + -DGM ->ファイル +\begin{figure}[tb] + \begin{center} + \includegraphics[width=80mm]{images/wordCountGearBox.pdf} + \end{center} + \caption{WordCount with Gearbox} + \label{fig:WCGearbox} +\end{figure} -\subsection{Keyシステム} -GearsOSのDataGearはChristieにおけるkeyを -\section{GearsのFS API} - -\section{GearsのFailSystemの実装} -\section{unixbase} \begin{thebibliography}{10}