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author Ken Miyahira <e175733@ie.u-ryukyu.ac.jp>
date Mon, 01 Feb 2021 20:43:17 +0900
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\chapter{教育計算機システムの管理}

本章では, 構築した教育計算機システムの管理の方法, 利用方法について述べる。

\section{Virtual Machineの利用と管理}
ie-virshは旧システムより利用されている。
新システムでも利用を継続し, 新たに機能の追加を行った。
\par
これまでのie-virshではVMを利用するには, 手元のPCで作成したVMイメージをサーバにアップロードを行い, ie-virshでドメインの定義が必要であった。
そこで, 新たにVMのテンプレートのイメージを用意し, テンプレートから差分でVMを作成できるようにした。
VMのテンプレートから新たにVMを作成するには下記のように行う。
また, --gdbオプションを付与することで, GDBによるLinux KernelのDebugを行える。
\begin{verbatim}
$ ie-virsh define --template Ubuntu-20 [VM_NAME]
\end{verbatim}

VMの作成で利用できるテンプレートは下記の操作で確認することができる。
\begin{verbatim}
$ ie-virsh templates
\end{verbatim}

また, 作成したVMのデフォルトのリソースは旧システムから変更はなく, CPU1コア, メモリ1GB, ディスク容量10GBとなっている。
これまでは, リソースの変更は申請が必要であったが, 下記の操作でVMのリソースを変更が行える。
しかし, ディスク容量の変更には申請が必要となっている。
\begin{verbatim}
$ ie-virsh edit [VM_NAME]
\end{verbatim}

作成したVMにIPアドレスを割り当てるには, IPアドレス管理サービスにMacアドレスを登録する必要がある。
VMのMacアドレスはie-virshが作成するXMLファイルに定義されており, dumpxmlでXMLを出力し確認できる。
しかし, XMLを出力すると必要とする情報以外も多く表示されるため, 下記の操作でVMのインターフェース情報を出力できるようになっている。
\begin{verbatim}
$ ie-virsh domiflist [VM_NAME]
\end{verbatim}

\section{Containerの利用と管理}
\subsection{Podman}
\subsection{ie-podman}
\subsection{SingularityとSlurm}