Mercurial > hg > Papers > 2022 > matac-sigos
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fix: orthographical variants
author | matac42 <matac@cr.ie.u-ryukyu.ac.jp> |
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date | Tue, 03 May 2022 14:55:45 +0900 |
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files | Paper/paper.tex |
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--- a/Paper/paper.tex Tue May 03 14:46:07 2022 +0900 +++ b/Paper/paper.tex Tue May 03 14:55:45 2022 +0900 @@ -243,7 +243,7 @@ GearsOSへUnixのファイルシステムの仕組みを取り入れるアプローチをとる. まず,ファイルシステムを大まかにディレクトリシステムとファイルの二つに分けて考える. ディレクトリシステムはUnixのinodeの仕組みを取り入れる. -今回作成した,GearsOSのディレクトリシステムであるgearsDirectoryについて説明する. +今回作成した,GearsOSのディレクトリシステムであるGearsDirectoryについて説明する. ファイルについては後の章で述べる. FileSystemTreeはディレクトリ構造,inodeの仕組みを取り入れる際に用いるTreeである. @@ -300,7 +300,7 @@ \subsection{mkdir} Unixにおいてmkdirは新しくディレクトリを作成するコマンドである. GearsDirectoryのmkdirはindex treeとinode treeにnodeをputすることでディレクトリを作成する. -ソースコード\ref{src:mkdir}はgearsDirectoryにおけるmkdirのCodeGearであり,図\ref{fig:mkdir}はその処理を図で表したものである. +ソースコード\ref{src:mkdir}はGearsDirectoryにおけるmkdirのCodeGearであり,図\ref{fig:mkdir}はその処理を図で表したものである. まず1行目の\emph{\_\_code mkdir}ではinode treeへinodeのputが行われ,\emph{\_\_code mkdir2}へ遷移する. inodeは4,5行目でkeyにinode number, valueにディレクトリのポインタがセットされる. 次に,11行目の\emph{\_\_code mkdir2}ではindex treeへkeyがfilename,valueがinode numberのnodeのputが行われ,nextのCodeGearへ遷移する. @@ -319,7 +319,7 @@ Unixにおいてlsはファイルやディレクトリの一覧,メタ情報を表示するコマンドである. GearsDirectoryのlsはindex treeに対し,getをすることでディレクトリのnameを取得する. これは,Unixのlsコマンドにおける\emph{\$ls filename}に等しい機能である. -ソースコード\ref{src:ls}はgearsDirectoryにおけるlsのCodeGearであり,図\ref{fig:ls}はその処理を図で表したものである. +ソースコード\ref{src:ls}はGearsDirectoryにおけるlsのCodeGearであり,図\ref{fig:ls}はその処理を図で表したものである. まず1行目の\emph{\_\_code ls}ではindex treeに対しgetを行うため, 3行目でgetしたいfilenameをkeyにセットし,index treeのgetへgotoしている. その後,9行目の\emph{\_\_code ls2}ではnode\verb|->|keyに格納されたgetの結果をprintfで出力する. @@ -339,7 +339,7 @@ Unixにおいてcdはディレクトリを移動するコマンドである. GearsDirectoryのcdはindex treeとinode treeに対しgetを行い,currentDirectoryを書き換えることで実装する. 機能としてはディレクトリが持つ子ディレクトリへの移動ができる. -ソースコード\ref{src:cd}はgearsDirectoryにおけるcdのCodeGearであり,図\ref{fig:cd}はその処理を図で表したものである. +ソースコード\ref{src:cd}はGearsDirectoryにおけるcdのCodeGearであり,図\ref{fig:cd}はその処理を図で表したものである. まず1行目の\emph{\_\_code cd2Child}でindex treeに対しgetを行うため,index treeのgetへgotoしている. 次に,9行目の\emph{\_\_code cd2Child2}でinode treeに対しgetを行うため,inode treeのgetへgotoしている. この際,getは1行目のcd2Childでgetしたnodeのvalueをもとに行う.valueにはinode numberがセットされている. @@ -389,14 +389,14 @@ \subsection{GearsShell} GearsOSに存在する未実装の機能の一つにshellが挙げられる. 現状のGearsOSはユーザーの入力を受け付けることが出来ず,プログラミングインターフェースの様に機能している. -gearsFileSystemなどGearsOSの各機能と接続し,今回作成したcdやlsの様なコマンドを受け付けるGearsShellを作成したい. +GearsFileSystemなどGearsOSの各機能と接続し,今回作成したcdやlsの様なコマンドを受け付けるGearsShellを作成したい. -\subsection{gearsDirectory filename} -現状はgearsDirectoryのfilenameはIntegerの構造で管理されている. +\subsection{GearsDirectory filename} +現状はGearsDirectoryのfilenameはIntegerの構造で管理されている. しかしながら,filenameは一般的に文字列型であるためIntegerから文字列型に変更する必要がある. -\subsection{gearsDirectory path} -gearsDirectoryにはpathの機能が実装されていない. +\subsection{GearsDirectory path} +GearsDirectoryにはpathの機能が実装されていない. よってfull path指定のlsなどが実装できない状態である. FileSystemTreeを拡張し,ノードをたどりpathを生成する様な機能を実装する必要がある. @@ -405,13 +405,13 @@ ファイルに関してはレコードのDataをファイルの差分履歴として保持し, 日時情報を付け加えることでVersion Control Systemのような機能を持たせることが可能であると考えられる. -\subsection{gearsDirectory on disk} -現状はgearsDirectoryのinodeはon memoryで実装されている. +\subsection{GearsDirectory on disk} +現状はGearsDirectoryのinodeはon memoryで実装されている. データの保存はdisk上に行うため,inodeをdisk上に構築し必要がある \section{まとめ} -本研究では主としてgearsFileSystemの構築に必要なgearsDirectoryの実装について説明した. +本研究では主としてGearsFileSystemの構築に必要なGearsDirectoryの実装について説明した. いくつか課題はあるが,RedBlackTreeのシンプルなinterfaceにより比較的容易に実装を行うことができた. また,RedBlackTreeを用いてinodeの仕組みを構築し,ls,cd,mkdirを作成するなどして, Unix Likeに構築することが出来た. @@ -424,7 +424,4 @@ \bibliographystyle{ipsjunsrt} \bibliography{matac-bib} -% ikkiさんの修論 - - \end{document}