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author Ken Miyahira <e175733@ie.u-ryukyu.ac.jp>
date Mon, 01 Feb 2021 18:38:04 +0900
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files paper/chapter/new_system.tex paper/chapter/system_usage.tex paper/final_thesis.pdf
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 また, CephはObject Gateway, ブロックデバイス, POSIX互換のファイルシステムなど, 用途によって柔軟にアクセス方法を変更できる。
 ブロックデバイスとしてアクセスすることでVMイメージのバックアップとしても利用できる。
 
+\subsection{バックアップ}
+旧システムにはSAN用ストレージの他に大容量ストレージが導入されており, バックアップ用として利用されていた。
+バックアップはWebやデータベース, ユーザのホームディレクトリなどを月に一度フルバックアップ, 週に一度差分バックアップを行っていた。
+しかし, 新システムではストレージサーバ2台のため, 毎月フルバックアップではディスク容量を圧迫してしまう。
+そこで, 新システムでは, さくらインターネット株式会社(以下, さくらインターネット)が提供する専用サーバへバックアップを行う。
+専用サーバは4TBのSASディスクを12台搭載しており, 実行容量は24TBを有している。
+その専用サーバへのバックアップはWebのデータ, ユーザのホームディレクトリをrsnapshotを用いて増分バックアップを行う。
+旧システムより容量は少ないが, 増分バックアップのため使用されるディスク領域は継続的に増えることがない。
+また, データの復元にはrsyncなどでコピーを行うだけのため, クラウドサーバであっても特定のファイルのみを迅速に復旧できる。
+rsnapshotは以下のように設定を行い, 1年分のデータを保存する。
+\begin{itemize}
+    \item 毎日0時に増分バックアップを実行し, 最大7個のスナップショットを保存する
+    \item 毎週月曜の9時に一週間分のスナップショットを取得し, 最大4個のスナップショットを保存する
+    \item 毎月1日の12時に1ヶ月分のスナップショットを取得し, 最大12個のスナップショットを保存する
+\end{itemize}
+
 \subsection{構成}
 新システムでは, 各サーバに演習や研究用で利用できるPodmanとSingularityを用い, ジョブスケジューラであるSlurmを用いて管理を行う。
 汎用サーバ1台をSlurmのコントローラ/計算ノードとし, 残りは計算ノードとすることで, システムのリソースを最大限利用可能にする。
--- a/paper/chapter/system_usage.tex	Mon Feb 01 18:35:00 2021 +0900
+++ b/paper/chapter/system_usage.tex	Mon Feb 01 18:38:04 2021 +0900
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 \section{Containerの利用と管理}
 \subsection{Podman}
 \subsection{ie-podman}
-\subsection{SingularityとSlurm}
-
-\section{FileSystemの管理}
-
-
-\subsection{バックアップ}
-旧システムにはSAN用ストレージの他に大容量ストレージが導入されており, バックアップ用として利用されていた。
-バックアップはWebやデータベース, ユーザのホームディレクトリなどを月に一度フルバックアップ, 週に一度差分バックアップを行っていた。
-しかし, 新システムではストレージサーバ2台のため, 毎月フルバックアップではディスク容量を圧迫してしまう。
-そこで, 新システムでは, さくらインターネット株式会社(以下, さくらインターネット)が提供する専用サーバへバックアップを行う。
-専用サーバは4TBのSASディスクを12台搭載しており, 実行容量は24TBを有している。
-その専用サーバへのバックアップはWebのデータ, ユーザのホームディレクトリをrsnapshotを用いて増分バックアップを行う。
-旧システムより容量は少ないが, 増分バックアップのため使用されるディスク領域は継続的に増えることがない。
-また, データの復元にはrsyncなどでコピーを行うだけのため, クラウドサーバであっても特定のファイルのみを迅速に復旧できる。
-rsnapshotは以下のように設定を行い, 1年分のデータを保存する。
-\begin{itemize}
-    \item 毎日0時に増分バックアップを実行し, 最大7個のスナップショットを保存する
-    \item 毎週月曜の9時に一週間分のスナップショットを取得し, 最大4個のスナップショットを保存する
-    \item 毎月1日の12時に1ヶ月分のスナップショットを取得し, 最大12個のスナップショットを保存する
-\end{itemize}
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+\subsection{SingularityとSlurm}
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