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author | Ken Miyahira <e175733@ie.u-ryukyu.ac.jp> |
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date | Sat, 06 Feb 2021 13:08:45 +0900 |
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--- a/paper/chapter/new_system.tex Sat Feb 06 13:01:53 2021 +0900 +++ b/paper/chapter/new_system.tex Sat Feb 06 13:08:45 2021 +0900 @@ -39,7 +39,7 @@ \end{center} \end{table} -\subsection{Virtual Machine} +\subsection{VM貸出サービスの移行} 旧システムではVMベースでシステムを構築していたが, 新システムではコンテナベースでの構築行った。 しかし, VM貸出サービスであるAkatsuki, ie-virshは利用を継続する。 また, ie-virshは新たに以下の機能を追加した。 @@ -52,7 +52,7 @@ しかし, 利用者が制限なくVMを作成するとディスクリソースを圧迫する恐れがある。 そこで, VMの作成にはクローンではなく差分で作成することで, VMイメージサイズを小さくすることができる。 -\subsection{Container} +\subsection{コンテナ環境の導入} 新システムでもVM貸出サービスを継続するが, 新しく搭載されるGPUをVMで利用するためにはPCIパススルーなどの設定が必要となる。 しかし, PCIパススルーでは, VMとGPUが1対1の関係になるため, GPU希望する利用者全てに割り当てることができない。 また, 貸出VMは利用者の好み環境構築ができる反面, VMを作成するごとに同じような作業が必要となり利用者の手間となる。 @@ -75,7 +75,7 @@ そこで, Podmanをwrapperしたie-podmanを作成した。 ie-podmanはコンテナに個別のIPアドレスを割り当てる際に利用する。 -\subsection{Slurm} +\subsection{ジョブスケジューラの構築} 旧システムではVMベースのため, 利用者が演習や研究等のプログラムは決められたリソースで実行する必要があった。 新システムはコンテナベースに変更したことにより, 利用者は汎用サーバのリソースを利用できる。 そのため, 複数の利用者が多くのリソースを要求するプログラムを実行した場合, リソース不足やリソースの競合が考えられる。 @@ -97,7 +97,7 @@ \label{fig:backfill} \end{figure} -\subsection{FileSystem} +\subsection{ファイルシステムの構築} 旧システムではVMのイメージをクラスタファイルシステムであるGFS2に保存し運用していた。 このGFS2の運用には別途クラスタを構成する必要があるため, 単一障害が発生により多くのサービスに影響を与えることがあった。 また, ユーザのホームディレクトリもVMでGFS2をマウントしNFSで提供されていた。 @@ -112,7 +112,7 @@ また, CephはObject Gateway, ブロックデバイス, POSIX互換のファイルシステムなど, 用途によって柔軟にアクセス方法を変更できる。 ブロックデバイスとしてアクセスすることでVMイメージのバックアップとしても利用できる。 -\subsection{バックアップ} +\subsection{バックアップ戦略} 旧システムにはSAN用ストレージの他に大容量ストレージが導入されており, バックアップ用として利用されていた。 バックアップはWebやデータベース, ユーザのホームディレクトリなどを月に一度フルバックアップ, 週に一度差分バックアップを行っていた。 しかし, 新システムではストレージサーバ2台のため, 毎月フルバックアップではディスク容量を圧迫してしまう。