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1 \chapter{Hoare Logic}
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3 \section{Hoare Logic}
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4 Hoare Logic\ref{hoare} とは C.A.R Hoare、
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5 R.W Floyd が考案したプログラムの検証の手法である。
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6 これは、「プログラムの事前条件(P)が成立しているとき、コマンド(C)実行して停止すると事後条件(Q)が成り立つ」
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7 というもので、CbCの実行を継続するという性質に非常に相性が良い。
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8 Hoare Logic を表記すると以下のようになる。
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9 $$ \{P\}\ C \ \{Q\} $$
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10 この3つ組は Hoare Triple と呼ばれる。
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12 Hoare Triple の事後条件を受け取り、
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13 異なる条件を返す別の Hoare Triple を繋げることでプログラムを記述していく。
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15 Hoare Logic の検証では、
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16 「条件がすべて正しく接続されている」かつ「コマンドが停止する」ことが必要である。
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17 これらを満たし、
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18 事前条件から事後条件を導けることを検証することで Hoare Logic の健全性を示すことができる。
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20 \section{Hoare Logic による Code Gear の検証手法 }
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22 \figref{hoare}が agda にて Hoare Logic を用いて Code Gear を検証する際の流れになる。
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23 input DataGear が Hoare Logic上の Pre Condition(事前条件)となり、
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24 output DataGear が Post Conditionとなる。
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25 各DataGear が Pre / Post Condition を満たしているかの検証は、
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26 各 Condition を Meta DataGear で定義し、
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27 条件を満たしているのかをMeta CodeGear で検証する。
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29 \begin{figure}[H]
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30 \begin{center}
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31 \includegraphics[height=3.4cm]{pic/hoare_cg_dg.pdf}
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32 \end{center}
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33 \caption{CodeGear、DataGear での Hoare Logic}
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34 \label{hoare}
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35 \end{figure}
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37 \begin{comment}
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38 \section{CbCでの Hoare Logic を用いた検証}
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39 先行研究で行われている While Loop の Hoare Logic での検証を元に、
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40 実際の Hoare Logic を用いた検証手法について解説する。
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42 \subsection{CbC でのコードとそれに対応したAgdaのコード}
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44 元となる CbC での コードとそれと対応した Agda のコードを以下に示す。
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46 \subsection{}
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48 実装の際には、(next : Env → t)で Continuation に対応していた。
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49 これに加えてHoare Triple に対応する。
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50 そのため Env → t の間に Meta Data Gear を記述する
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51 以下は Meta Data Gear の記述
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52 % Meta Data Gearのソースコードを貼る
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54 s1 が初期状態、
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55 \end{comment}
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